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注目の口上 富山愛たっぷり 新大関 朝乃山/富山

3/25(水) 22:26配信

チューリップテレビ

 日本相撲協は夏場所の番付編成会議と臨時理事会を開き朝乃山の大関昇進を決めました。

 その後の昇進伝達式では、朝乃山が中学・高校時代から大切にしてきたそれぞれの言葉を盛り込みふるさと富山への思いが詰まった口上で決意を新たにしました。

 「新大関朝乃山の誕生です。こちらの高砂部屋大阪では、まもなく伝達式がおこなれます」(記者)

 午前9時15分ごろ伝達式が行われる高砂部屋の大阪宿舎に使者が訪れ大関昇進を伝えると、朝乃山は、緊張した面持ちで口上を述べました。

 「つつしんでお受けします。大関の名に恥じぬよう相撲を愛し、力士として正義をまっとうし、一生懸命努力します」(朝乃山)

 朝乃山は千秋楽で東大関・貴景勝と対戦。
 押し倒しで貴景勝を破り春場所を11勝4敗の成績を残しました。
 去年の九州場所に新小結で11勝、関脇となった今年初場所で10勝をあげ大関昇進の目安とされる「直近3場所33勝」には1つ届かなかったものの抜群の安定感が評価され25日の臨時理事会で全会一致での大関昇進が決まりました。

 「理事会で全会一致で推挙されたことを伝達します」(使者)
 「つつしんでお受けします。大関の名に恥じぬよう相撲を愛し、力士として正義をまっとうし、一生懸命努力します」(朝乃山)

 口上では中学時代からの座右の銘としている『一生懸命』という四字熟語と富山商業の教育目標にある『愛』と『正義』を盛り込み決意を新たにしました。

 「緊張した。少しずつ実感わいてきた」
 「こんなに早く大関になれるとは思っていなかった」(朝乃山)

 口上に込めた思いについては…
「高校の校訓を入れたくて愛と正義を分けて言いまして次が中学校から使っている一生懸命をいれました」
 「練習しすぎると硬くなるので、あんまり練習しないようにしてました」
 「発言するからには自信を持って発言した」(朝乃山)

 親方は…
 「100点満点。アドバイスは一切していない」
 伝達式をそばで見守った両親は…
 「早く上に上がってくれて喜んでます」
 「地元に錦を飾るのが目標・夢といっている。優勝した時点でが一つは達成したと思うが大関横綱と向かって精進してほしい」(朝乃山・父)
 「心配事はたくさんあったが、本人が決めて進んだ道なので全面的に応援すると決めて今日まで来た」(朝乃山・母)

 4年前の2016年春場所で初土俵をふみ翌年の秋場所で新入幕、2019年夏場所で平幕優勝を果たした朝乃山。
 新大関の誕生は去年春場所の貴景勝以来、令和に入って初めてとなり県出身力士としては1909年の太刀山以来111年ぶりの快挙です。
 「自分が活躍する中でプロ入りして決意した富山県の小さい子どもたちが目標にしてもらいプロに入ってもらうのがまた一つの夢」
 「大横綱太刀山以来なので少しでも太刀山さんに近づけるようにがんばりたい」
 「新たな歴史をつくっていきたい」(朝乃山)

 伝達式が無事修了し、父・靖さんはほっとした表情で改めて、喜びの心境を語ってくれました。

 「言葉をかまずに声も大きく最後まで言えていたのでよかった。こんな早く大関の地位まで昇進できるとは思っていなくて私が思っていたより早かったのでうれしい。この世界に入ったからには、大関は通過点、トップを目指してがんばってほしい」(朝乃山・父)

 伝達式に出席した富山商業のOBで後援会の桶屋副会長は早くも横綱への期待を寄せました。

 「富山商業の後輩として立派な姿で感激。口上もすばらしかった。富山商業の校歌にも入っている愛と正義。すべての人に愛を持って接するし正義を貫くということでそれも口上に入っていてよかった」
 「てっぺん目指してもうひとつ上があるので一日でも早く上に上がって富山県の星として頑張ってもらいたい」(後援会副会長・桶屋泰三さん)

チューリップテレビ

最終更新:3/25(水) 22:26
チューリップテレビ

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