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イエール大学の研究者、二酸化炭素排出量の追跡にハイパーレジャーブロックチェーンを活用

3/25(水) 7:30配信

CoinDesk Japan

現在の封鎖状態では、ブロックチェーン、IoT、AIなどのテクノロジーは我々を守ることができると言うのは安直に聞こえるだろう。しかし、こうしたツールの組み合わせこそ、今我々が直面している最大の脅威「気候変動」を緩和することができるとソフトウエア設計者が考えているものだ。

炭素会計

イエール大学オープン・イノベーション・ラボ(OpenLab)は、ブロックチェーン、IoTセンサー、他のデータサイエンスツールを使って、二酸化炭素排出量を測定・追跡する方法を模索している。

莫大な作業だが、同ラボのオープン・クライメート・プロジェクト(Open Climate project)は、世界の平均気温の上昇を産業革命以前の水準から2℃以下に抑えるための国連の枠組みである「パリ協定」と目標を共有する世界的な炭素会計(カーボンアカウンティング)メカニズムの基礎を築いてきた。

「私は気候変動を全体像として理解しており、地球規模の炭素収支を管理している」とオープン・イノベーション・ラボの創設者マーティン・ワインスタイン(Martin Wainstein)氏は語った。

「私にとっては、会計の問題となっている」

オープン・クライメート・プロジェクトの最近の共同作業の1つは、リナックスファウンデーション(Linux Foundation)のハイパーレジャー(Hyperledger)ブロックチェーンの中で行われており、ワインスタイン氏は現在、クライメート・アクション&アカウンタビリティワーキンググループの共同議長を務めている。

オープン・クライメートがアイデンティティに焦点をあてたハイパーレジャーのプロジェクトであるIndy、Ariesで行った作業に続き、ハイパーレジャーのソウトゥース(Sawtooth)ブロックチェーン、いわゆる「グリッド(Grid)」がサプライチェーンに焦点をあてていることと同様に、ハイパーレジャーが気候変動に焦点をあてることはあり得るとワインスタイン氏は述べた。

「最終的に、気候変動のためのグリッドのような特定の領域に特化したフレームワークを持つことは合理的だと考えている。おそらく数カ月以内に、より統合的な開発と発表があるだろう」

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最終更新:5/23(土) 10:59
CoinDesk Japan

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