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【中日】まさに「時は来た・・・」 ドラフト2位・橋本侑樹の登場曲が「爆勝宣言」になったワケ

3/25(水) 18:00配信

スポーツ報知

 22歳の青年が尾崎豊「シェリー」を登場曲にするとは。中日担当になって2年目の記者は本拠地・ナゴヤドームで聞く“初尾崎”をひそかに楽しみにしていた。しかし無観客のドームに響いたのは闘魂に満ちた電子音。3月14日のロッテ戦で封切りになった曲は「シェリー」ではなく、「爆勝宣言」だった。ベンチからマウンドに小走りで向かったのはルーキー橋本侑樹投手(22)。1点リードの7回に3番手で上がり、初のイニングまたぎも難なくこなし2回無失点で役目を終えた。

 「爆勝宣言」導入のきっかけは2月の沖縄キャンプにさかのぼる。実は、橋本は大学時代に控えの応援部員が歌ってくれていた「シェリー」を登場曲に決めていた。「仲間からの声援があって活躍してプロ入りすることができたんで」。自分を後押ししてくれた歌を、本拠地のマウンドで流そうと決めていた。

 しかし、時を同じくして意外な「橋本」ファンが登場する。北谷球場の一室で宣材用の写真を撮っていたとき、球団スタッフに声をかけられた。「『橋本という名前の選手が入団したら是非これにして欲しい』と言われたんです。その場で聞いていい感じだったんで、これにしました」。「爆勝―」は、2005年7月に脳幹出血のため死去したプロレスラー“破壊王”こと橋本真也さん(享年40)のテーマ曲。あたため続けた球団スタッフの案を、橋本は喜んで受け入れた。

 「初めてナゴヤドームで聞いたとき、めっちゃくちゃ良い感じでした。打者に向かっていく闘争心、強気に攻めていく自分の投球スタイルにも合っている。同じ“橋本”でなんだか縁も感じる」と教えてくれた。流れたのはまだ2試合だがいずれも無失点。「具体的な数字の目標はない。早くプロ1勝したいとかタイトルが欲しいとかまだイメージできない。何よりチームが勝つために目の前の1球に全力を注ぎたい。優勝したい」。意気込むルーキーに、頼もしい1曲となりそうだ。(中日担当・長尾 隆広)

 ◆橋本 侑樹(はしもと・ゆうき)1998年1月8日、福井・高浜町生まれ。22歳。高浜小3年から軟式の「高浜クラブ」で始め、高浜中ではボーイズリーグの「若狭高浜ボーイズ」でプレー。大垣日大高では1年夏の甲子園に出場。大商大では1年春からリーグ戦出場。4年秋の京産大戦で史上9人目の無安打無得点達成。最速149キロの直球とキレのあるスライダー、フォークが武器。180センチ、70キロ。左投左打。年俸1200万。独身。血液型A。

報知新聞社

最終更新:3/25(水) 18:00
スポーツ報知

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