ニッポン放送「ザ・フォーカス」(3月25日放送)に作家・ジャーナリストの河合雅司が出演。世界の新型コロナウイルスの感染者数について解説した。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が世界全体で40万人を超えた。18日に20万人を超えてから、わずか1週間で倍増している。死者も世界全体で1万8500人に上っている。
森田耕次解説委員)ヨーロッパに続き、アメリカでも感染者が急増していまして、感染拡大は新たな局面を迎えようとしています。国別では、アメリカの感染者数がおよそ5万1000人。8万1000人の中国本土、6万9000人のイタリアに次ぐ規模となっています。特にアメリカ最大の都市であるニューヨークで感染拡大が目立っており、ニューヨーク州のクオモ知事は、感染者が3日ごとに倍増していることに対して「予想以上の勢いだ」と懸念を表明しています。「感染のピークが早ければ今後2週間で訪れ、現状のままだと医療機器や人員が大幅に不足する」と危機感を示し、連邦政府が備蓄する2万台の人工呼吸器を直ちに放出するよう求めています。クオモ知事によると、最大で4万台の人工呼吸器が必要だそうですが、いまは7000台しかないということです。ニューヨーク市の感染者は1万5000人と、突出しているようですね。
河合)WHOも、今後アメリカが感染の中心地になるという見通しを出していて、アメリカ政府はニューヨーク市が感染の中心地になっていると言っております。ニューヨーク市はかなりの勢いで患者数が増えており、激増期に入って来ているのだと思います。
森田)しかも、人工呼吸器が足りない状況のようですね。
河合)これだけの患者が一気に出ることは、どの国も想定していません。平常時であれば、これまでの人工呼吸器の台数で十分対応できていたわけです。患者数が急増したからといって、急に(機械を)つくれるものではなく、なかなか追いつかないですよね。
森田)アメリカのトランプ大統領は、3月末まで10人を超える集まりなどの自粛を呼び掛けていますが、大幅な延長は見送って4月中旬までに緩和したいということを、FOXニュースに出演して話したということです。4月12日はキリスト教の復活祭(イースター)ですから、それまでに経済活動も開放したいという意味合いがあるようですね。
河合)経済的な影響にも対応しなければならないという問題もあるので、大統領の思いとして日にちを切っているのでしょうが、実際にトランプ大統領が思っているような形で事態の収束が進むかどうかは疑わしいところです。もともと夏ごろまでは感染者数の増加が続くと、アメリカ政府は見通しを立てていたはずです。感染拡大を封じ込めるために思い切った政策も打って来ていますので、どこかで感染者数が減るときは来ると思いますが、4月12日は難しいかなと思います。
森田)これで緩和してしまうと、逆に批判が高まる可能性もありますよね。
最終更新:3/26(木) 17:25
ニッポン放送































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