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新車のキーをドローンで、顧客とディーラー従業員の無接触を実現…吉利汽車の新型コロナウイルス対策

3/26(木) 12:45配信

レスポンス

中国の吉利汽車(Geely Auto)は3月23日、新型コロナウイルス対策(SARS-CoV-2)として、ドローンで新車のキーを顧客に届けるサービスを開始すると発表した。

中国の自動車大手の浙江吉利控股集団の子会社が吉利汽車だ。浙江吉利控股集団は2010年、ボルボカーズを傘下に収めた。2017年には英国のスポーツカーメーカー、ロータスカーズも傘下に収めるなど、拡大路線を歩んでいる。また、浙江吉利控股集団は2018年2月、ダイムラーの全株式の9.69%を取得し、筆頭株主になった。ダイムラーとの間で折半出資による合弁会社を設立し、次期スマートのEVを共同開発することも決まっている。

吉利汽車のこのサービスは、顧客とディーラーの従業員が直接対面することなく、新車を納車するのが狙いだ。積車に載せられた新車は、顧客の自宅や職場に届けられた後、ドローンを使用して、車両のキーを玄関先やバルコニーにいる顧客に手渡す。吉利汽車によると、顧客とディーラー従業員が接近することのない、無接触のプロセスを実現するという。

また、新車は完全にオンラインでの注文となる。同社は、独自のオンライン販売システムを立ち上げており、車両の仕様の変更、ローンや自動車保険を含めた新車購入に関するすべての手続きが、ネット上で行えるワンストップソリューションを構築している。

このオンラインプラットフォームは2月に開始されて以来、1万人を超える顧客が新車を注文し、支払いを行っている。さらに11万人のユーザーが、新車購入に関心を寄せているという。

すべての吉利汽車の新車は、顧客が安全で健康的なカーライフを送れるように、納車前のイオン化をはじめ、ディーラーによって徹底的に消毒されている。また、健康な車を開発するという取り組みの一環として、2月には抗菌フィルターを搭載した最初の市販車、ジーリー『ICON』を発売している。

レスポンス 森脇稔

最終更新:3/26(木) 12:45
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