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「タイムリープがバレた?」大喜利を生かしたギャグマンガ作者に聞く4コマの魅力

3/26(木) 9:00配信

オリコン

 様々な題材にオチをつけた“大喜利4コマ漫画”が人気を集めているあくまでクマさん(@akmd_kuma)。日常の「あるあるネタ」や「ベタな設定」を違った角度から見たり、意外なネタを組み合わせたりといった手法で自らにお題を出し、それに回答する形で4コマ漫画のアイデアを生み出しているという。普段は会社員で「大喜利が趣味」というあくまでクマさんに、作品の作り方や、これからの目標などについてたっぷり語ってもらった。

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■大喜利の回答を漫画に「読み手が行間を読むことも4コマの魅力のひとつ」

――漫画を描き始めたきっかけを教えてください。
【あくまでクマさん】以前はパソコンで曲を作る、いわゆるDTM(デスクトップミュージック)をずっとやってました。SNSに投稿する活動を何年かしていましたが、なかなか再生回数が伸びなかったので、違うことをやってみようと前々から興味があった漫画制作に着手したのが3年前です。絵をきちんと描いたことがなかったので、まったくの初心者からのスタートでした。

――なぜ4コマのギャグ漫画だったのでしょうか?
【あくまでクマさん】はじめはSFやミステリーなど様々なジャンルの短編漫画を描こうとしていたんですが、ネームを描き終えると満足してしまうので、きちんと一つの作品として仕上げようと思い、4コマ漫画を描くようになりました。それと、大喜利ができるサイトで投稿や採点をすることにハマっていたので、その回答を漫画にしたいという気持ちもあったと思います。SNS上の大喜利や、実際に集まる大喜利会には今も参加しています。

――自らの作風にテーマを設けるとしたら何ですか?
【あくまでクマさん】さまざまなものを題材にした“大喜利4コマ”だと考えています。大喜利の面白さは、意外な着眼点からの発想や、それを上手く伝える言葉選びだと僕は思っているので、それが4コマ漫画にも活かせているかなと。ネタ作りは描きたいと思う題材を見つけるところから始まります。ここ最近は「あるある」だったり「ベタな設定」が多いですね。それを「違った視点で見られないか」「意外性のあるものと組み合わせられないか」という風に考えていきます。自分でお題を選んで回答を考える大喜利に近いですね。

――最近はTwitter上でお題を出されていますね。どんなことを意識して出していますか?
【あくまでクマさん】お題を出し始めたのは今年に入ってからなのですが、僕自身が回答したくなるような「面白そうなシチュエーション」をお題にしています。漫画を作るときにもそうしたお題を考えているので、それを活かせればと思っています。

――自身の作品性が最も現れている作品はどれですか?
【あくまでクマさん】『タイムリープ』という作品かなと思います。後半は大喜利のような展開になっているのが特徴的です。この作品のように、ストーリー性を持ちつつ、大喜利のようなオチのある作品を作りたいという気持ちが強いですね。

――4コマという限られたコマ数で物語を表現するのは大変ではないですか?
【あくまでクマさん】たしかに描き始めたころは大変でしたね。僕はストーリーを4コマに収めるために、シーンやセリフを上手く省く必要があるという考えで作っています。省いたことで読む人が「こういうことだろうな」と想像力で補ってくれるのではないかと思ってます。そういった行間を読むことが4コマの魅力のひとつのなのかもしれません。描き始めた頃はそこがかなり手探りでしたが、今は直感に頼っていますね。

――生みの苦しみを感じることはありますか?
【あくまでクマさん】アイデアを思いついた後、それをどのように4コマ漫画に落とし込むかに苦労することが多いです。例えば、『露天風呂』という作品は“メデューサ”と見ざる聞かざる言わざるの“三猿”と組み合わせるのが面白いかな、というアイデアが始まりだったのですが、どうしても「出オチ」になってしまい、ストーリーをつくるのに苦労しました。今でも「設定は思いついたけど漫画に出来ない」ということがあり、まだまだ苦労しています。

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最終更新:3/28(土) 17:55
オリコン

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