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「日本はこれから感染爆発」~差がありすぎる中国と日本の感染対策への意識【上海・記者リポート】

3/26(木) 20:55配信

関西テレビ

 中国は、政府発表で国内の新たな感染はほぼゼロになった。湖北省武漢の封鎖も4月8日に解除が決まった。上海の街も地下鉄の混雑も戻り始め歩く人の数も増えている。国内の観光地も続々と再開し人の流れが戻り始めている。

警戒は緩まず…”無症状感染者”が問題に

 ただ、警戒は緩まず住宅地やマンションの出入りの規制は続く。配達の人の出入りは身分や健康状態を確認し許可されるようにはなってきたが。アプリで行動歴から感染リスクを示すQRコードを見せないと入れない施設も多い。(ビッグデータで行動した場所が分かるようだ)

 街ではマスク着用と体温測定が求められるのは変わらない。専門家はマスクを外せるのは順調にいき4月末と話す。人々がマスクをするのは無自覚に他人にうつすリスクを避けるためだ。“無症状感染者”が問題になっている。中国政府は2月中旬、“検査で陽性でも無症状の人は、感染者と数えない”という指針を出した。感染を広げる確率が低いという理由だ。このところ国内の感染者発生がゼロだが、実際はまだいるのが現実だ。

 武漢では新規感染ゼロになったと当局が喜んで発表する中、住宅街で「新たな感染者が出たので注意」との張り紙が出たり、ネットに「●●住宅地で感染者が」との情報も出回った。当局はすぐに調査し、一部は既存の感染者だなどとしたが、あるケースは「陽性だが無症状者は数えない指針に従う」とし、陽性だけど感染者と数えないとした。

 香港のサウスチャイナモーニングポストは「2月末時点で中国は43000人以上の無症状感染者を計上していない」と伝えた。感染者はもっと多いということになる。上海でも、新たな感染者がゼロと言われても実は結構いるのか、と不安はある。日本でもそばに無症状感染者がいる可能性があるのは同じだ。

入国者への厳格な検査、自宅や施設での隔離も

 安心できない理由はもう一つ。海外からの感染流入だ。中国政府の対応は日に日に厳しくなる。上海市は入国対応する空港を浦東国際空港に絞り「全員ウイルス検査」「全ての入国者は14日間の自宅か指定施設で強制隔離」としている(日本は一度、隔離対象から外れたが、また対象になった)。

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最終更新:3/26(木) 20:55
関西テレビ

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