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嫌いな先生が担任になってしまいました[教えて!親野先生]

3/26(木) 17:11配信

ベネッセ 教育情報サイト

教育評論家の親野智可等先生が、保護者からの質問にお答えします。

【質問】
小学6年生の娘のことです。
新学年になり、担任の先生が発表されましたところ、もち上がりで5年生のときと同じ先生になってしまいました。娘はこの担任の先生(女性)が嫌いです。「自分にだけ注意をして、他の子には言わない」などの差別をされると言います。
娘の言うこと全部を真に受けるわけではないですが、今までこんなに嫌がった先生はいませんでしたし、先生が無意識にせよ差別をしているように感じられます。
成績は元々良くも悪くもありませんでしたが、やはり「先生が嫌い」という影響は大きく、5年生のときは散々な結果となりました。私自身、担任の先生が変わらなかったことはショックでした。
今後、娘にはどのように諭し、先生にはどのようにお話しすればよいのかがわからず悩んでいます。
(しゅりさん)

【親野先生のアドバイス】

しゅりさん、拝読いたしました。

お子さまにとっても、保護者のかたにとっても、とてもつらい状況ですね。
このような状況で、これから1年間やっていくのは、考えるだけで気が重くなると思います。

担任発表のときには、きっと祈るような気持ちだったことと思います。担任が変わっていれば一気に解決したはずなのに、今となってはそれもかないません。

このような場合は、過ぎ去ったことを考えていても仕方がありません。今できることを考えて、実行していくのみです。

私がいつも言っていることですが、まず、客観的な事実をつかむことが大切だと思います。子どもが担任の先生を嫌っていることは確かな事実です。でも、次のようなことは、あまりはっきりしていないように思えます。

子どもが担任を嫌うのはなぜか?
担任は差別をしているのか?
差別をしているとしたら、どの程度差別をしているのか?

親としては、それをまずはっきりさせることが必要だと思います。この場合は、クラスのなかの他の子、他の子の親、元の担任や保健の先生などに聞くといいと思います。

お子さまにもう少し詳しく聞いたり、担任に事実関係を聞いたりすることも必要になるかもしれません。

その結果、お子さまが言ったとおりだったとわかるかもしれませんし、もっと別のことが見えてくるかもしれません。いずれにしろ、しっかりした事実をつかめば、そこから方法を考えていくことができるはずです。

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最終更新:3/26(木) 17:11
ベネッセ 教育情報サイト

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