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いったん解熱、屋外スポーツ施設へ 広島県4人目の感染女性 医療機関2ヵ所目で陽性判明

3/26(木) 21:51配信

中国新聞デジタル

 広島県内4人目の新型コロナウイルスの感染者となった広島市中区の女性は、発熱などの発症後、いったん解熱しており、廿日市、東広島市の屋外スポーツ施設を訪ねていた。自営の仕事をした可能性もあるという。女性はその後に感染が分かっており、県感染症・疾病管理センターの桑原正雄センター長は「体調不良時に出歩くと感染拡大のリスクがある。発熱したら大事を取って自宅で安静にしてほしい」と呼び掛ける。

【図】感染した広島市の女性の経過と行動

 市によると、女性は19日から39度~38度5分の発熱と解熱を繰り返したが、21日から熱が下がっており、22、23日と屋外スポーツ施設を訪れた。その日の夜、再び39・5度の発熱があった。また、女性は「ある程度決まった顧客に対応する」仕事に従事しており、発症から25日に検査結果が判明するまでの間も、顧客に接していた可能性がある。市はスポーツ施設や職場を含め、濃厚接触者がいるかどうか調査しているという。

 桑原センター長は「解熱後の行動まで規制するのは難しい」としながらも、東京都などでは健康な人にも外出自粛を要請する動きが出ていることに触れ、「体調が崩れたときは、万全に整うまで無理せず家で療養することが、感染を広げないためにも大切」と力を込める。

 女性が検査に至るまで複数の医療機関を受診したことに、懸念を抱く医療関係者もいる。発熱が続いた24日に電話で相談を受けた市の保健センターは、女性が最近は海外に行っておらず、国内の感染者との接触もなかったことから、感染を疑わず、かかりつけ医への受診を促したという。

 女性はその日のうちに医療機関Aで解熱剤を処方されたが熱が続き、紹介状のないまま自分の判断で、25日により設備の整った医療機関Bを受診したという。

 桑原センター長は「院内感染を防ぐためにも、高熱であれば自己判断で動かず、保健センターか医療機関に電話し、指示を受けて動くという基本を徹底してほしい」と強調している。

中国新聞社

最終更新:3/26(木) 22:36
中国新聞デジタル

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