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浦安中央図書館が新装 ワークスペース、児童向け広場、授乳室… コロナ影響利用制限も

3/26(木) 12:26配信

千葉日報オンライン

 老朽化に伴い改修していた浦安市の中央図書館が、リニューアルオープンした。市民が利用できるワークスペースや、児童が過ごせる広場などを新たに設置。新型コロナウイルス感染症予防のため、利用制限を設けての開館となったが、待ちわびた市民が早速、お目当ての本を探していた。

 大規模改修事業のコンセプトは「居心地の良い」「出会いのある」「可能性を開く」図書館。一般フロアの南側には、外の風景を楽しみながら読書ができる閲覧席や、ミニ講座や文化活動の場「ワークスペース」を新設。市民が交流できる“活発な図書館”としての機能が加わった。

 児童フロアには授乳室や、子どもが靴をぬいで利用できる広場も登場。一方で、パソコンの使用を不可にして静かに学習できる「サイレントルーム」など市民らの用途に合ったスペースも新たにそろえた。

 新型コロナウイルス感染防止のため、リニューアルオープンの記念イベントなどは中止に。この日は来館する市民に検温を実施し、当面の間、閲覧での座席利用は休止。本の貸し出し・返却に限定した。

 生後6カ月の長男らと来館した同市の主婦、関恵梨佳さん(32)は「授乳室があるのは助かる。早くコロナが終息して、全部のスペースが利用できるようになれば」と期待した。

 内田悦嗣市長は「多くの人に利用され愛された施設。しばらくフルオープンできないが、市民の心のよりどころ、憩い、学び、気付きの場として活用してほしい」と述べた。新型コロナウイルス感染防止のため臨時休館していた7カ所の分館でも、24日にサービスを限定した上で開館した。

 中央図書館は1983年3月に開館し、2018年12月から大規模改修に伴い休館していた。総事業費は約20億円。電動集密書架の導入で敷地はそのままに本の収容スペースが5万冊分増え、利用者向けの駐車場も新設した。

◆読書通帳、来月導入小中学生に無料配布 京葉銀が寄贈

 浦安市は中央図書館のリニューアルオープンに伴い、読んだ本を記録する通帳型の「読書通帳」を4月から導入する。読書習慣を「見える化」し、活字に触れる機会を増やすことが狙い。市内の小中学生には無料で配布する。

 読書通帳の見た目は金融機関の預金通帳と同じ。市内の図書館に設置している機械に通帳を通すと、借りた本のタイトルや作者、日時が記帳される。通帳一冊で216冊分のデータが記録できる。

 市内の26小中学校の児童生徒には、京葉銀行が市公認キャラクター「あっさり君」をあしらった読書通帳約1万4千冊を寄贈。高校生以上の希望者には別のデザインを300円で販売する。

最終更新:3/26(木) 12:26
千葉日報オンライン

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