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【試乗記】キャデラックXT6に清水和夫らが試乗! 「すべてがキャデラック」

3/26(木) 12:00配信

ENGINE WEB

キャデラックXT6とは、どんなクルマ?

2019年12月に上陸したキャデラックの最新SUV。フルサイズSUV、エスカレードとコンパクトSUV、XT5クロスオーバーの間を埋めるモデルとなる。日本仕様は2-2-2の6人乗り。エッジの効いたモダンな外観と、レザーとウッドがてんこ盛りのゴージャスな室内が魅力。全長×全幅×全高=5060×1960×1775mm。ホイールベース=2860mm。車両重量=2110kg。3.6リッターV6は最高出力314ps/6700rpm、最大トルク368Nm/5000rpmを発生、9段ATを介し全輪を駆動する。車両本体価格=870万円。

【画像】新型キャデラックXT6が上陸 超都会的SUV登場だ!

清水和夫の意見! すべてがキャデラック

すでに他界してしまった徳さん(徳大寺有恒)はキャデラックを「キャディ」と呼んで親しんでいた。元々はフランスの貴族の名前が由来とのこと。そう、GMにとってキャデラックは伝統的な高級ブランドなのだ。 ところで最近のクルマ好きでも、SUVの語源を知らない人が多い。スペース・ユーティリティだと誤解さ れそうだが、もともとは親父のピックアップ・トラックにサーフボードを載せて走る若者のライフスタイルを「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」と呼んだのが 語源。だから、ライフスタイル的には遊びゴコロが大切なのである。何も4駆でなくてもいいのだ。

XT6は3列シートの高級車。レクサスならRXやLXがライバルかもしれないが、その走りは、正直に言うと キャデラックの勝ち。乗り心地、高速安定性など、どれをとってもキャデラック。気になるのは3.65ℓのV6自然吸気エンジンだ。フィールは良いのだが、「グレタちゃん、ごめん!」と叫びながらフル・スロットルにすると、ガソリンがどくどくとシリンダーに流れ込む。それはそれでいいではないかと納得した。

生方 聡の意見! アメリカは懐が深い

一見クールでとっつきにくそうな美女が、話してみると気さくで気遣いのできる素敵な女性だった......。そんなギャップに心がときめいたこともあったけれど、このXT6もまさにそういうタイプ。アメリカ勢のなかではとびきり端正で精悍な見た目のキャデラックだが、XT6はSUVらしい存在感を前面に押し出すことなく、むしろクールで控えめな印象。ドアを開けると、ラグジュアリーで心地のいい空間が広がっている。

上質で座り心地の良い6つのシート、美しい仕上がりのダッシュボード、見晴らしの良い運転席......。おおらかさとスタイリッシュさ、優しさ、そして新しさが、そこかしこにちりばめられている。走らせると、さらに印象は良くなる。3.6ℓエンジンは自然吸気ユニットらしい爽快な吹け上がりを見せ、走りもSUVっぽさを感じさせない落ち着いた挙動を示す。全長5060mm、全幅1960mmというゆったりしたサイズにもかかわらず、ドライバーと一体感を覚える運転感覚もうれしいところ。アメリカの懐の深さが感じられる一台。

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最終更新:3/26(木) 12:00
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