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【特集】ハミルトンはシューマッハーを超えたのか? 第3回:大きな“決断”がそれぞれの黄金時代を生んだ

3/27(金) 17:42配信

motorsport.com 日本版

 F1の歴史に名を残すふたりのドライバー、ルイス・ハミルトン、ミハエル・シューマッハーのキャリアを紐解くこの特集。ハミルトンはメルセデス、シューマッハーはフェラーリに移籍した後黄に金時代を築いたが、彼らはどのような経緯でチームを移ることを決めたのだろうか?

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 2007年にマクラーレンからF1デビューを果たしたハミルトンは、2008年には史上最年少でチャンピオンに輝いたが、その後はタイトルに届かず、マクラーレンとの関係も徐々に微妙なものとなっていた。

 そんな中でハミルトンに手を伸ばしたのが、メルセデスだった。当時のチーム代表であるロス・ブラウンと非常勤会長のニキ・ラウダは2012年、ハミルトンに来たるハイブリッド時代に向けてメルセデスの見通しがいかに明るいかを説明し、チームに加わるべきだと説得した。

 同年シンガポールGPの際には、既にハミルトンの意思はほぼ固まっていた。彼はそこでラウダと最後の会合を行なった後レースに臨み、ギヤボックストラブルのためにリタイアした。

 レース後、ハミルトンはタイに飛んだ。そして頭の中を整理し、後に彼のキャリアを大きく変えることになる決断をしたのだ。

「(チームに)留まり、いつもと同じようなことをするのは、僕に合っていなかった」

 ハミルトンは当時そう語っていた。

「僕は何か違ったことがしたかったし、決して競争力が高いとは言えないマシンを勝てるマシンにするという挑戦がしたかった」

「それは僕が自立するための最後のステップだったと思う。(自分がメルセデスに加入するのは)ロスがいるからでも、ニキがいるからでもなく、メルセデスがここ数年成功を収められていないチームだからだ」

「何人かの偉大なドライバーが、決して素晴らしいとは言えないマシンを勝てるマシンにして、チームの優勝に貢献した。例えばマイケル(シューマッハー)なんかがそうだ。彼はフェラーリをワールドチャンピオンにした。F1ドライバーで彼の名を知らない人はいないし、僕もいつかそういう存在になりたいね」

 そんなハミルトンの野望は現実のものとなる。シューマッハーをひとつのモデルケースとした彼の決断により、ハミルトンはメルセデスで黄金時代を築き、タイトル獲得回数や優勝回数でシューマッハーに匹敵する記録を残すことに成功したのだ。しかし、彼らふたりの歩みは異なるものだった。

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最終更新:3/27(金) 17:42
motorsport.com 日本版

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