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世界の行事に波及 全人代にG7、カンヌも 新型コロナ

3/27(金) 7:18配信

時事通信

 新型コロナウイルスの感染拡大は、1年程度の延期が決まった東京五輪・パラリンピックといったスポーツ大会だけでなく、世界中の政治・文化行事の日程にも大きな影響を与えている。

 
 感染が最初に始まった中国では、今月5日に開幕予定だった全国人民代表大会(全人代、国会)が延期に。北京へのウイルス流入を阻止するための異例の措置だったが、流行の「ピークが過ぎた」(国家衛生健康委員会)ことから4月開催の観測も出ている。

 当初4月で調整された習近平国家主席の国賓訪日も宙に浮いた。

 また、ワシントン近郊で6月に行われるはずだった先進7カ国首脳会議(G7サミット)について、テレビ会議形式で開くと議長のトランプ米大統領が決定した。G7首脳は今月16日、新型ウイルス対策で初のテレビ会議を実施。ただ、参加者が実際に会わないため「テレビに映っていない間、スマホをいじる者もいる」(外交筋)などと弊害も指摘される。

 人々が投票所で「濃厚接触」し得る選挙も、ウイルス流行のあおりを受けた。フランス統一地方選第2回投票(3月22日)やロシア憲法改正をめぐる全国投票(4月)、スリランカ総選挙(4月)、南米ボリビア大統領選(5月)などが軒並み延期された。

 大勢の人が集まる国際的イベントも例外でなく、仏南部での毎年恒例のカンヌ国際映画祭は5月の開催を断念。「ABBA(アバ)」らを輩出したことで有名な欧州歌謡祭「ユーロビジョン」の今年のオランダ・ロッテルダム大会(5月)も中止された。伝統行事も事情は同じで、タイでは4月の旧正月の水掛け祭りが先送りとなった。

 この他、感染拡大を受け、汚職疑惑をめぐるイスラエルのネタニヤフ首相の初公判(3月17日)が約2カ月延期された。ロシアでは、担当官と納税者が直接面会する税務調査の「全面停止が検討されている」(地元紙)と報じられた。 

最終更新:3/27(金) 14:04
時事通信

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