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かんぽ、不正見過ごし対策逃げ腰 「郵政村の常識は世間の非常識」

3/27(金) 10:17配信

西日本新聞

「郵政村の常識が世間の非常識」

 一方、金融庁は18年11月に乗り換え契約に関する問題点を指摘し、かんぽに対するヒアリングを開始。この結果、顧客に不利益が生じた事例が確認されたため、原因分析や改善策を実行するよう要請した。

 それでも、両社は現場の実態を把握しないまま従来の抑制策を強化するなど、前例踏襲的な対応しか行わなかった。

 不正に関する情報は組織内で十分に共有されず、役員の間には契約書類に顧客の署名・押印があることから「違法ではない」との意識が根強かった。特別調査委の聞き取りに対し、横山氏はこう振り返ったという。「郵政村の常識が世間の非常識となっており、モラルが低い者が相当数存在していたことには驚いている」 (宮崎拓朗)

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最終更新:3/27(金) 10:17
西日本新聞

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