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集団免疫による終息への道のり。1年延期の東京五輪に間に合うか。自粛は長期戦

3/27(金) 8:01配信

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小池都知事会見を読み解く

新型コロナウイルスのオーバーシュート(感染爆発)を防ぐため、東京都の小池百合子知事が週末・夜間の外出自粛や在宅ワークを要請しました。これを受け、社会の雰囲気は大きく変わりました。25日夜の緊急会見での自粛要請を「事実上の緊急事態宣言」と受け取る人たちもいます。「感染爆発の重大局面」はいつまで続くのでしょうか。イタリアのような医療崩壊を防ぎながら、どうなったら終息していくのでしょうか。新型インフルエンザで首都東京の対策を指揮した元東京都福祉保健局技監の桜山豊夫さんに読み解いてもらいました。1年延期した東京オリンピックに間に合うでしょうか。

感染者が倍々に増えていくのか? 注視される東京

東京都の感染者数は、23日が16人、24日が17人でしたが、25日になると41人に急増し、26日も増え方は少しくゆるやかだったものの47人と過去最高を更新しました。多岐にわたる自粛要請は、感染症の臨床医やラボの分析者らが危険な兆候を先読みし、対策を打つ必要がでてきたと判断したからです。

小池知事が25日夜、都民や都内で働いたり学んだりしている人たちに要請したのは、「換気の悪い密閉空間」、「多くの人の密集する場所」、「近距離での密接した会話」を避けるなど、一人一人が予防行動をとることでした。具体的な自粛要請も多く述べています。

・屋内・屋外を問わずイベント等への参加を控える
・ライブハウスなどについても自粛をお願いする
・少人数でも飲食を伴う集まりはできるだけ控える
・平日でも可能な限り自宅でのリモートワークに切り替える
・夜間の外出は控える
・週末は不要な外出を控える
・帰国者から感染が確認される事例が大変増えているので、帰国後14日間は外出を自粛する
・大学は授業の開始を後ろ倒しにするなど効果のある対策をとる

知事が緊急会見で外出自粛を要請するというニュース速報がインターネットなどで流れると、ドラッグストアやスーパーマーケットに食料品を求める人が押し寄せるという現象が起きました。近隣自治体ではトイレットペーパーの不足は解消しているところもありますが、都内ではまだ在庫切れのところも多いようです。

新型コロナウイルス対策は、新型インフルエンザ対策が大きな参考になります。2002年~2003年にかけて流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)発生時に八王子保健所長、2009年の新型インフルエンザ発生時に東京都福祉保健局技監(医系トップ)として首都東京の医療崩壊を防ぐ対策にあたった桜山豊夫さんに、26日午前にインタビューしました。

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最終更新:3/27(金) 17:53
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