この5年ほどで着実にユーザーが増えてきた格安SIM。多彩なサービスが登場し、選べるプランも豊富なだけに、自分に合った選択が難しいところ。いま賢くお得に選ぶには、オプションサービスなどに注目すべきだ。
【もっと写真を見る】
【選んでくれた人】
携帯ライター 房野麻子さん/携帯電話雑誌の編集に携わった後、フリーランスライターとして独立。スマートフォンなどのモバイル端末やサービスの紹介を中心に、Web媒体や雑誌で執筆活動を行う。
2014年に総務省が「SIMロック解除に関するガイドライン」を改正して以降、急速に広まってきた格安SIM関連のサービス。現在は、さまざまな企業が参入し、多彩なプランを展開している状況だ。
新たに格安SIM導入を考えている人にとって、プランの選択が悩ましいところだが、携帯電話業界を長く取材している房野麻子さんによると「キャリア間での料金体系に明確な差がなくなってきている」という。
「各キャリアともデータ通信のみ、データ通信と音声通話のセットといった基本パターンで、データ容量の違うプランを多数用意していますが、料金水準に大差はなくなっています。大手キャリアからの移行を考えている人は、音声通話とデータ容量を抑えたプランを選ぶことが多いようですが、このケースだと月額基本料1500円程度でデータ通信が3GBでというパターンが一般的。もちろんデータ通信が30GBまでというプランや自宅で使う光回線とのセットで安くなるプランなど、用途別に幅広いプランがありますが、中心価格帯は各キャリアとも似た感じになっています」
それでも用途が合致すれば大手キャリアよりは確実に月額基本料は下がるわけだが、よりお得感のあるプランを選ぶにはどこに注目すればいいのか?
「最近増えているのがカウントフリーという、特定のアプリなどが使い放題になるオプションサービスです。例えば、 LINEなどSNSを対象にしたものや、音楽配信サービスを対象にしたものがあり、これらをいくら使ってもデータ通信量にはカウントされません。動画や音楽配信、電子書籍などを組み合わせたものもあり、採用するキャリアが徐々に増えています」
もうひとつ注目すべきなのが、各社が期間限定で実施するキャンペーンだ。
「春の新生活シーズンなどには各キャリアとも大規模なキャンペーンを行い、6カ月限定や1年限定で料金を安くしたり、端末を通常より安くセット販売したりします。これらは一時的な場合が多いので、タイミングを逃さず契約すべきでしょう」
また、大手キャリアと違い、実店舗が少ない、もしくはまったくないキャリアもある。ネットでの契約やサポートに不安がある人は、実店舗の有無も選択のポイントとなるだろう。
最終更新:3/27(金) 7:01
&GP































読み込み中…