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ベントレー「ミュルザンヌ」がついに生産終了! ゴージャスであり続けた3つの理由とは?

3/27(金) 19:10配信

くるまのニュース

ミュルザンヌがキング・オブ・ラグジュアリーである理由

 ベントレー「ミュルザンヌ」は2020年4月下旬に生産を終了し、ベントレーのフラッグシップとしての地位を新型フライングスパーに引き継ぐことが決まった。

【画像】ミュルザンヌが生み出されるベントレーの工房を見る(20枚)

 ミュルザンヌが世界最高峰のラグジュアリーセダンとして、10年間もその王座に君臨していたのには理由がある。その大きな理由を3つ挙げてみよう。

 ミュルザンヌの開発は2005年に始まり、ベントレーデザインのスタジオで最初のデザインコンセプトが書き起こされた。その車両は、ホイールをはじめ、ベントレーのボディショップにおいて手作業で作られるエクステリアデザイン、新開発される象徴的な6.75リッターV8ツインターボエンジン、完全に刷新される電装系、新開発のシャシなど、インテリアもエクステリアも、過去の偉大なベントレーに敬意を払いながらも最新のデザインを採り入れたまったく新しいものを目指していた。

 ベントレーではミュルザンヌを、「グランドベントレー」という位置付けであると公表し、社内的には「プロジェクトキンバリー」と呼ばれ、2009年の「ペブルビーチ・コンクールデレガンス」で世界デビューを果たした。

 最高出力512ps、最大トルク1020Nmを発生する排気量6.75リッターのV型8気筒エンジンは、0-100km/h加速5.3秒で、最高速度は296km/hを実現。

 このエンジンには、可変バルブタイミングシステム、気筒休止システムが初採用され、ほとんどの最新型自動車用エンジンのアイドリング回転数をわずかに上回る1750rpmのエンジン回転数で最大トルクに達するトルク特性を実現している。

 また、軽量化と強化の目的で鍛造クランクシャフトからピストン、コネクティングロッドに至るすべての主要コンポーネントが再設計され、内部負荷および摩擦を低減することで、エンジンの応答性を向上させた。

 しかし、ミュルザンヌがラグジュアリーの世界で最高峰といわたのは、実はこうしたパフォーマンスだけに由来するものではない。パフォーマンスはもちろんのこと、工芸品的なフィニッシュが半端ないのである。

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最終更新:3/28(土) 19:19
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