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陸上自衛隊・佐藤さん、救助に生かす被災経験 災害現場で活動

3/27(金) 11:29配信

福島民友新聞

 迷彩服を身にまとい、引き締まった表情を見せる。昨年の東日本台風をはじめ、全国各地で起きた災害現場で救助活動などに当たってきた。「自分も被災者。被災した方の気持ちを考えて行動できるのかなと思う」。大熊町出身で陸上自衛隊福島駐屯地(福島市)第44普通科連隊重迫撃砲中隊3等陸曹の佐藤彬瑛(あきひで)さん(26)の言葉に力がこもる。
 2011(平成23)年3月11日は自宅近くの飲食店でアルバイトをしていた。当時は高校2年生。「地元で就職しようかな」。進路選択を控え、そんなことを考えていた時期だった。
 「町から逃げるように」。東日本大震災翌日の12日、避難先の体育館で町職員から言われ、理由も分からず田村市船引町の体育館に避難した。そこで知った東京電力福島第1原発事故。「地元には帰れないのかな」。多くを考えることはできなかった。

最終更新:3/27(金) 11:29
福島民友新聞

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