ここから本文です

G20首脳ら、コロナ共同宣言文で「国際金融セーフティネットを強化しよう」

3/27(金) 7:51配信

ハンギョレ新聞

 世界で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者が50万人に迫る中、主要20カ国・地域(G20)首脳が26日、「迅速な金融パッケージを供給し、国際金融安全網を強化しよう」という内容を盛り込んだ共同宣言文を採択した。G20テレビ会議を提案した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「国家間の経済交流の必須的な流れを維持するため、企業人や科学者、医師などの必要不可欠な人材の移動を認めよう」と提案した。

 文大統領やドナルド・トランプ米大統領、習近平中国国家主席らG20首脳らは同日夜、テレビ会議形で特別首脳会議を開き、共同宣言文を採択した。首脳らは「迅速な金融パッケージを供給し、迅速かつ強力に措置を取る」とし、「国際金融安全網の強化にむけて常時備える」と述べた。首脳らは「全国際機関がCOVID-19の保健的、経済的、そして社会的衝撃に直面した新興国と開発途上国を支援するため、民間部門との協力を含めて努力をさらに強化する」とし、「アフリカなど脆弱な地域社会に技術支援を強化する」ことで意見の一致を見た。首脳らはアフリカをCOVID-19から防御するのがカギだと指摘した。彼らは世界的な大流行に備え、自国民を復帰させるため協力することで合意した。

 また首脳らは「増加する医薬品の需要を満たすため、製造能力を拡大し、医薬品が最も必要な所に、できるだけ早く、適正価格と公正な基準で広く供給されるよう保障する」と述べた。

 文大統領は国際社会の共同対応のため経済・医療界関係者の往来を許可しようと提案した。彼は「2カ月間、韓国は開放性、透明性、民主性という3大原則に沿って対応してきた」とし、「圧倒的に多い検査を行い、感染者を見つけ、彼らの感染経路を最後まで追跡している」と述べた。また「韓国政府は今後も防疫措置を持続的に改善・補完し、成功的な対応モデルを国際社会と共有していくつもりだ」と述べた。また「COVID-19の世界経済への否定的な影響を最小化するためには、国家間の経済交流における必要不可欠な流れを維持することが重要だ」とし、「各国の防疫措置を阻害しない範囲内で科学者や医師、企業家など必要な人材の移動を許可する方策を一緒に模索していくことを提案する」と述べた。

 さらに文大統領は「あらゆる手段を活用し、拡張的マクロ政策を展開すると共に、グローバル金融セーフティネットを強化し、低開発・貧困国の経済安定のためにも協力しなければならない」と強調した。同日の会議には米国や中国、ドイツ、フランス、英国、ロシアなど主要20カ国の指導者と国際機関や国連、国際通貨基金(IMF)、世界保健機関(WHO)のトップらが出席した。

ソン・ヨンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:3/27(金) 14:07
ハンギョレ新聞

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事