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築60年以上の団地をアートに改修 美大生向け土間付き学生寮も、京都・堀川団地

3/27(金) 8:00配信

京都新聞

 「アートと交流」をテーマに改修してきた京都市上京区の堀川団地の工事が完了し、嵯峨美術大・嵯峨美術短期大(右京区)の学生寮として借り上げられる住居が公開された。創作活動がしやすいよう、土間が付いたユニークな部屋に仕上がっており、府住宅供給公社は「柔軟な発想で使ってほしい」と話している。

 堀川団地は、鉄筋コンクリート造りで1階が店舗、2階以上が集合住宅の日本初の「下駄履き住宅」として、1950~53年に6棟が建築された。60年以上経過し老朽化しているとして、2012年度からうち4棟が順次改修を進めてきた。
 耐震化やバリアフリー化を行うとともに、多世代、多様な人が住める住環境を目指し、アート活動ができる土間付き住居や、間取りが広い子育て世帯向け住居などを新たに作った。嵯峨美大とも連携し、土間付き3戸が学生寮になるという。
 住民が共同で使える「堀川会議室」も整備、作品展や住民交流会の開催も可能という。同公社は「多くの人が交流し、まちの活性化につながれば」と期待する。
 完成を記念し、同大学の学生が日本画を模写した作品3点を、近くの京都堀川下長者町郵便局で27日まで展示している。現在、住宅に空きはないが、1階の6店舗で出店者を募集している。家賃約11万円~14万円。問い合わせは府住宅供給公社075(431)4151。

最終更新:3/27(金) 23:00
京都新聞

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