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売上高DI、リーマン級の悪化 1~3月、石川県鉄工機電協調査

3/27(金) 1:41配信

北國新聞社

 石川県鉄工機電協会が26日発表した2020年1~3月期の業況(DI)調査によると、景況感を示す売上高DIはマイナス62・1となり、リーマン・ショックで落ち込んだ09年4~7月期以来、43期ぶりにマイナス幅が50を上回った。マイナスは5期連続。米中貿易摩擦による減少が主な要因であり、同協会は「これから新型コロナウイルスの影響も出てくるとみられ、先行きはさらに厳しい」と見通した。

 DIの全12項目がマイナスとなった。原材料単価はマイナス19・6から同8・2に改善したが、ほかの11項目は全て悪化した。収益状況は同52・2となり、売上高と同様、09年4~7月以来、50を上回った。

 建設機械関係では、中国、アジア向け建機の落ち込みを受け、部品メーカーの受注が減っている。工作機械は「最悪の状況」との声が聞かれ、米中貿易摩擦の影響で受注残がなくなり、新規の受注もないという。繊維機械は中国からの受注が持ち直した。

 来期の見通しはさらに厳しい。来期受注はマイナス59・9、来期採算は同55・6となり、こちらもリーマン期以降、初めて50を上回った。

 会員企業からは、コロナウイルスによる中国からの部材調達難を受け「3月までは手元在庫で乗り切ったが、もうなくなる」と部品確保に懸念を示す声があった。

 景気が冷え込み、自動車などの個人消費が落ち込めば、企業の設備投資も先送りやキャンセルとなる可能性がある。同協会は、この状況が続くと資金繰りも逼迫(ひっぱく)してくると予想し「国や県によるセーフティーネット対策や雇用調整助成金の活用による雇用維持が課題になる」と指摘した。

北國新聞社

最終更新:3/27(金) 1:41
北國新聞社

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