この10年ほどの間に、アメリカ発のSUVブームがヨーロッパへと飛び火し、その後、日本市場にも広まった。そんな日本における現状のSUV人気をひも解く上で外せないモデルといえば、日産自動車の「エクストレイル」だ。
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次世代モデルのウワサも聞こえてくる中、先頃、現行モデルが大規模なマイナーチェンジを実施。果たして最新モデルは、強力なライバルに対抗できるだけの魅力を備えているのか? 舗装路と雪上路のそれぞれで実力をチェックした。
初代エクストレイルがデビューしたのは、2000年11月のこと。その頃の日本市場は、1990年代に盛り上がった“ヨンク”ブームの後を継いだトヨタ「RAV4」やホンダ「CR-V」のヒットも落ち着き、どことなくSUVは“オワコン”という空気があった。
そんな中、「アウトドアレジャーで活躍する気軽なSUV」というコンセプトを打ち出し登場したのが、初代のエクストレイルだ。トヨタの「ハイラックス サーフ」や「ランドクルーザー プラド」、そして三菱「パジェロ」のように「道なき道を走り抜けられる」ほどの走破性こそ備えていないが、その分、日常における使い勝手は上々。それでいて、街乗り重視のRAV4やCR-Vと比べ、アウトドアレジャーとの親和性が高いという絶妙なポジショニングから、若者を中心に高い支持を獲得。デビュー翌年の2001年から2010年まで、10年連続して日本で最も売れたSUVの座に輝いた。
そんなエクストレイルも、2013年にデビューした現行モデルで3代目。現行モデルは全長が初代に比べて25cmほど伸びるなど車体が大型化し、その分、リアシートとラゲッジスペースが広くなり実用性が向上した。
一方のスタイリングは、初代や2代目に比べると丸みを帯び、ソフトな雰囲気に。それでいて、アウトドアレジャーの相棒にふさわしい優れた機能性は、従来モデル以上に充実している。一部のグレードには、ぬれたウエットスーツや雪のついたスキーウエアを着ていても気兼ねなく乗り込めるよう、シートとフロアの生地に撥水素材を採用し、荷室フロアには汚れても簡単に掃除できる“防水ラゲッジボード”を採用。アウトドアアクティビティを楽しむ人にとっての、気の利いたクルマ作りを継承している。
さらに、現行エクストレイルは、3列シートの7人乗り仕様や、ハイブリッド車もラインナップ。昨今のトレンドもしっかりカバーしている。
最終更新:3/28(土) 7:00
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