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火星探査車パーセベランスは1000万人以上の名前とともに火星へ向かう

3/28(土) 20:30配信

sorae 宇宙へのポータルサイト

先日愛称が決定したNASAの新しい火星探査車「パーセベランス」。今年の夏に打ち上げられる予定のパーセベランスに、昨年5月から9月にかけて募集されていた「Send Your Name to Mars(あなたの名前を火星に)」キャンペーンで世界中から応募された名前が搭載されました。

■1093万2295人の名前が刻まれたシリコンチップ、パーセベランスとともに火星へ

「あなたの名前を火星に」キャンペーンでは、NASAの特設サイトからわずかな項目を入力・送信するだけで、誰でもパーセベランスとともに火星へ送られる名前を応募することができました。4か月あまりのキャンペーン期間中に寄せられた名前の数は1093万2295人分に上ったことが明らかにされています。

3月16日、応募された名前と火星探査車命名キャンペーンのセミファイナリスト155名のエッセイを刻んだ3枚のシリコンチップを載せたプレートが、パーセベランスに取り付けられました。プレートには探査車が地球と火星を結ぶ存在であることを示す、2つの惑星とその両方に光を与える星のシンボルがレーザーで刻印されています。

プレートはパーセベランスの車体上方後部、カメラが備えられているパーセベランスのマスト(「頭」と表現される部分)から見えるところに取り付けられています。昨年このキャンペーンをお伝えした際に筆者も実際に応募をしていますが、このチップのどこかに自分の名前も記されているのかと思うと感慨深いものがあります。

現在、パーセベランスに対しては打ち上げに使われるアトラスVロケットに搭載するための準備が進められています。新型コロナウイルスの影響によりNASAでは新型宇宙船「オリオン」、新型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」、宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ」の製造・開発が一時中断されていますが、今夏に打ち上げが予定されているパーセベランスのスケジュールには今のところ影響はないとのことです。

松村武宏

最終更新:3/28(土) 20:30
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