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【動画解説】ハザードマップ 広い範囲で再確認を 雨の季節近づく

3/28(土) 16:31配信

ウェザーマップ

 本格的な雨のシーズンが近づいてきています。
 避難勧告等の対象範囲の大きさと危機感の関係についてアンケート調査を行った所、対象範囲が自宅周辺に絞られる場合の方が避難の意識が高まることが示唆されました。
 ただ、必ずしも範囲を絞って避難勧告等が発令されるわけではないので、ハザードマップを広い範囲で再確認してみて下さい。

対象範囲が狭いほど避難意識高まるか

 きのうも沖縄県などで激しい雨となりましたが、本格的な雨のシーズンの前に、是非ハザードマップを改めて確認してみて下さい。

 昨年10月に東日本に大きな被害をもたらした台風19号(令和元年東日本台風)から、まもなく半年が経ちます。
 台風19号の際は、多くの市区町村で避難勧告等が発令されましたが、市区町村によってその対象範囲は様々で「市全域」や「浸水想定区域」、あるいは町や番地まで絞った所もありました。
 では、みなさんはどの範囲で発令された時、避難しようと考えるでしょうか。

 これについて、東京・神奈川の6つの地域でアンケート調査を行いました。
 避難勧告の対象が市区町村全域の場合は、避難すると回答した割合がおよそ2割でしたが、「〇町」「〇町△丁目」に対象を絞った場合はそれぞれ約5割、7割の人が避難する意向を示しました。
 この結果から、対象範囲が自宅周辺に絞られる場合の方が避難する意識が高まることが示唆されました。

 ですが、必ずしも範囲を絞って避難勧告等が発令されるわけではありません。
 自宅のごく周辺だけでなく、区全体などより広い範囲の災害リスクを知っておくことは重要な防災行動です。
 是非、今一度ハザードマップを広い範囲で確認してみて下さい。
 (気象予報士・保科宗一朗)

<アンケートの調査の概要>
・各地域に250世帯500部を配布、回収総数は374部。
・50年に1度の大雨となる想定の下、各範囲に発令された際の対応行動を「何もしない」「情報を集める」「避難準備をする」「自宅外に避難する」「自宅の上の階に避難する」の5つから選ぶ方法をとった。
・上記での避難は、「自宅外に避難する」「自宅の上の階に避難する」の合計。

最終更新:3/28(土) 16:50
ウェザーマップ

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