ここから本文です

新型コロナ、福井県の感染計9人に 3日間で8人増 国にクラスター対策班派遣要請

3/28(土) 18:03配信

福井新聞ONLINE

 福井県は3月27日、ともに越前市で50代の自営業男性と会社員男性、福井市の50代会社員男性の3人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。福井市以外での確認は初めて。越前市の会社員男性は、肺炎の症状が悪化しており軽症ではない。県内の感染者はこの3日間で8人増え、計9人となった。

⇒【動画】新型コロナ8,9人目の感染確認に関する知事会見映像

 現時点の調査では新たな感染者同士の接点はなく、これまでの県内の感染者や濃厚接触者との関係性も確認されていない。県内の感染グループは最大で6系統に及ぶ可能性がある。

 杉本達治知事は同日夜、感染経路を調査する厚生労働省の「クラスター対策班」の派遣を要請した。専門家から追加調査の指示を受け、感染の共通点を探る。

 症状が悪化した越前市の会社員男性は、集中治療室に入っている。基礎疾患があるという。22日に39・0度の発熱と倦怠感の症状があり、複数の医療機関を受診。27日にPCR検査で陽性が分かった。発症前2週間に県外での滞在歴はない。濃厚接触者は1人。

 福井市の会社員男性は22日に発熱があり、27日に陽性が判明した。発症前2週間に県外滞在歴はない。濃厚接触者は2人。

 越前市の自営業男性は、16日に商談会のため大阪府大阪市と兵庫県神戸市に車で出張していた。22日に発熱などの症状があり、27日に陽性が分かった。23、24日は仕事をしていた。基礎疾患がある。濃厚接触者は5人。

 自営業男性は、経営する福井市内の洋服店に、張り紙で同ウイルスに感染したことを公表。店は4月10日まで休業するとしている。

 県は27日、対策本部会議を県庁で開き、感染拡大防止の徹底を確認した。杉本知事は、取材に対し今週末の県民の外出に関して「自粛の方向を念頭に置きながらお考えいただくのがよいのではないか」と言及。首都圏などと同等の自粛要請ではないとしながら、「コントロールできないような感染拡大の兆候が見られる時は、直接県民一人一人にお願いすることが出てくる」と述べた。

福井新聞社

最終更新:3/28(土) 18:03
福井新聞ONLINE

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事