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石川さゆり 病床から届いた美空ひばりの手紙が宝物「体を大切に歌っていくんですよって」

3/29(日) 11:51配信

TOKYO FM+

放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」。3月22日(日)の放送では、歌手の石川さゆりさんをゲストに迎え、お届けしました。

14歳でデビューし、今なお第一線で日本の心を歌い続けている石川さん。代表曲の1つ「津軽海峡・冬景色」について、「18歳でアルバムにして、シングル盤になったのは19歳になってからですね。当時は、(曲を)理解というよりも、歌にしがみついて歌っていたような……夢中で。デビューから4年くらい経っていましたので、“これは聴いてもらいたい!”と。あと、学校の先生に『この曲で絶対に紅白に出ます。ヒット曲になるように頑張るから、卒業の許可をください!』と言ったのを覚えています(苦笑)」と振り返ります。

その言葉通り、石川さんは「津軽海峡・冬景色」のシングルをリリースした1977年に「NHK紅白歌合戦」に初出場。現在は女性の出場回数最多となる42回を誇ります。

そんなキャリアをもってしても、「津軽海峡・冬景色」を“歌いこなせたな”という感覚はないと石川さん。「歌詞もメロディーも絶対に変わらない普遍的なものなんだけど、何が変わるってそれは歌っていく私が歳を重ねていく。“あ、完成しないんだ……この歌は”って。だから、いつも飽きないんです」と話します。

これに宇賀が「今も進化しているということなんですね」と驚きの声を上げると、石川さんは「進化なのか何かわからないけど、そのときの私の声とか見ているものが歌になっているんだろうなって」と答えます。

そんな石川さんは、2月19日(水)に小唄・端唄・俗曲をモチーフにしたアルバム『粋~Iki~』をリリース。本作は、1988年(昭和63年)に日本の童謡をテーマにしたアルバム『童~Warashi~』、2019年(平成31年)に民謡をテーマにしたアルバム『民~Tami~』に続く第3弾として、石川さんが昭和、平成、令和と3つの時代を経て日本を綴ってきた三部作の最終章にあたります。

アルバムの1曲目を飾る「オープニング『火事と喧嘩は江戸の華』 ※feat. KREVA, MIYAVI」では自ら作詞作曲を手掛けており、楽曲について「ベースは私が書いて、それを『もっとラップでやりましょう』と(サウンドプロデューサーの)亀田誠治さんとお話をしていたらKREVAさんをご紹介していただいて。KREVAさんも江戸資料館とかに行ったりして、“この曲をどういう風にラップにしていけばいいのか”というのを一緒に考えてくださって。だからみんなで言葉を紡いだ感じですね。そこにMIYAVIさんのギターが入って……面白い音楽づくりでした」と話します。

楽曲を聴いた小山は「石川さゆりさんのアルバム(の曲)と言われなかったら、絶対にわからないですね」と、そのサウンドや世界観にビックリ。「歌っていらっしゃる声も、20代の人が歌っているような……声の出し方は変えているんですか?」と尋ねると、「そうですね。楽曲によってどんな明るさがいいかな、とか。それがボーカルの楽しさですね」と石川さん。

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最終更新:3/29(日) 11:51
TOKYO FM+

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