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【プレイバック】平成最後の王者は青森山田 流通経済大柏は2年連続準V

3/29(日) 12:30配信

高校サッカードットコム

間も無く令和2年度シーズンが開幕。東京五輪世代が高校時代活躍を魅せた過去の熱戦をプレイバック。

【フォトギャラリー】青森山田 vs 流通経済大柏

【2019.01.14 第97回全国高校サッカー選手権大会 決勝 青森山田 vs 流通経済大柏】

 第97回全国高校サッカー選手権が1月14日に決勝戦を迎えた。

 平成最後の優勝旗に名前を刻むのはどちらのチームになるのか。共に試合開始のフォーメーションを4-4-2を採用。両チームのスターティングメンバー。青森山田はキャプテンを務めるGK1番飯田雅浩、右SB2番橋本峻弥、CBは4番二階堂正哉と福岡内定の5番三國ケネディ・エブス。左SBには3番豊島基矢のDFライン。ダブルボランチはロングスローを武器に持つ15番澤田貴史とチームの心臓6番天笠泰輝、右SHにドリブル突破が魅力の11番バスケス・バイロン、左SHに札幌内定の青森山田のエース10番檀崎竜礼が入る。前線にはワントップで体を張り続け、チームを助ける9番佐々木銀士とその下に2年生スタメンテクニシャン7番武田英寿が2列目または1,5列目気味に構える。

 対する流通経済大柏はGK1番松原颯汰、右SBに8番北島直樹、左SB28番横田大樹、CBは3須永竜生と5番鹿島内定の今大会ナンバーワンCBの呼び声高い関川郁万が入る。ダブルボランチには1年生で先発起用の20藤井海和と準決勝で素晴らしいゴールを決めた10番熊澤和希、左SHに技巧派ドリブラー9番岡本竜が入り、右SHにはスピードのある4番西尾颯汰が敵陣に切り込む。ツートップには2年生スタメン18番八木滉史とチームを引っ張るキャプテン14番左部開斗が並ぶ。

 試合は立ち上がりに11番バスケス・バイロンのドリブル突破からゴール前で再三のシュートチャンスを迎えた青森山田だったが、流通経済大柏のDF陣が体を張ってピンチをしのぐその後はディフェンス時に高い位置からの素早いチェックを得意とする流通経済大柏が青森山田の攻撃を抑える。前の選手のハイプレスがはまり、パスコースを限定させて蹴らせたボールをDFラインがなんなく処理、もしくは、はまらなくとも素早いスライドを繰り返し、ショートパスでの攻撃は前線でシャットアウトし、奪ったボールを早い縦の攻撃でゴールに迫る。

 その中で試合が動いたのは32分。右からのCKを5番関川郁万が頭ひとつ飛びだしたヘディングで叩き込み、先制に成功する。しかし、すぐさま青森山田が反撃に出る。40分、自陣から6番天笠泰輝のパスを右サイドDFライン裏に抜け出してボールを受けた9番佐々木銀士がDFとGKの間にグランダーでラストパスを送ると、ファーサイドで飛び込んだ10番檀崎竜礼が押し込みすぐさま同点に追い付き1-1で前半を折り返す。

 後半に入ると青森山田が立ち位置を修正し、プレスのかかりにくい人と人の間(ギャップ)にポジションをとった青森山田が前を向いてプレーする時間が増える。6番天笠泰輝を中心となり、タイミングよくサイドにパスを散らしてサイド攻撃を展開。ゴール前へボールを運ぶチャンスが増えはじめた63分。右サイドで11番バスケス・バイロンがドリブル突破で相手DF陣を切り裂き深い位置から中央へボールを送ると、先制点を挙げた10番檀崎竜礼がコースを狙ったシュートを放つ。ポストを叩いてゴールの内側へ吸い込まれたボールがネットを揺らし、スコアをひっくり返した。追いかける展開となった流通経済大柏は終了間際に5番関川郁万を前線に上げてパワープレーで攻めるが、逆に88分。6番天笠泰輝のワンタッチでのスルーパスに、オフサイドラインギリギリで飛び出した13番小松慧がGKとの1対1を冷静に沈めて追加点を奪い、準決勝に引き続き途中出場で期待に応えてチームを助ける追加点を奪取。最後まで諦めない流通経済大柏の怒涛の攻撃を抑え、3-1で試合終了のホイッスルが鳴り響く。

 第97回目となった、今大会は青森山田が2大会ぶり2度目の選手権制覇を成し遂げ、平成最後のチャンピオンチームとして名を刻んだ。一方、流通経済大柏は2大会連続で決勝へと進出するも惜しくも一歩届かず、次の世代に夢を託す結果となった。

最終更新:3/29(日) 12:30
高校サッカードットコム

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