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原宿駅がガラス張りの駅舎に大変身した根本的理由

3/29(日) 19:30配信

アーバン ライフ メトロ

96年の歴史があった旧駅舎

 約4年間にわたって進められてきたJR原宿駅の改良工事が終了し、ガラス張りの新駅舎が2020年3月21日(土)に営業を開始しました。

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 JR原宿駅は1906(明治39)年に開業。

 これまでの木造駅舎は、1923(大正12)年9月の関東大震災の後、1924年に建設された歴史あるもので、観光客にも原宿らしい「かわいい駅」として人気を集めていました。しかし、なぜこの時期に建て替えられることになったのでしょうか。

ヘビーユーザーにはわかる建て替えの理由

 建て替えの理由は、原宿駅をよく使う人には予想が付くことでしょう。最も大きな要因として挙げられるのが、「駅構内の混雑緩和」です。

 原宿駅の乗降客数は、1日約15万人。優等列車(各駅停車を除く列車)が停車しない駅の乗降客数としては日本有数の人数であるにもかかわらず、旧駅舎は狭く、また常用されるプラットホームも1本しかありませんでした。

 そのため、国立代々木競技場(渋谷区神南)などの近隣施設で大型イベントが開催されるときはもちろん、通常の休日でも混雑による事故防止のために入場規制がおこなわれることがしばしばありました。

 当時はまだ2020年に東京オリンピック・パラリンピックが行われる予定で、代々木体育館も会場のひとつとして使われることから、観戦客の安全性確保のためにオリンピック前の完成を目指し、工事が進められることになったのです。

その他にも要因が

 さらにJR東日本(渋谷区代々木)が建て替えの要因として挙げているのが「防災面での不安解消」です。旧駅舎は消防法に適合しておらず、老朽化も進んでおり、地震などの災害時にも不安があったといいます。

 もうひとつ公式には触れられていないものの、大きな要因ではないかとささやかれているものがあります。それは「ネズミ問題」です。

 原宿駅の構内や駅前で、大きなネズミを見たことある人もいるのではないでしょうか。

 駅の近くには「ねずみに餌を与えないでください」という看板がいくつも掲出されており、以前から旧駅舎がこのネズミの温床のひとつとなっているのではないかと言われていました。

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最終更新:3/30(月) 6:39
アーバン ライフ メトロ

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