ここから本文です

仙台空港、3月の国際線旅客9割以上減 岩井社長「ほぼゼロ」

3/30(月) 12:57配信

Aviation Wire

 仙台空港は、中国本土から感染が拡大した新型コロナウイルスの影響により旅客数が減少している。3月の国際線は9日以降全便が運休していることから、前年同月比で9割以上落ち込んでいる。

 仙台を発着する路線は、2月と3月に国内線11路線、国際線6路線の計17路線の運航を予定していた。国内線は2月と3月に11路線、国際線は2月に6路線運航したものの、3月の国際線は8日に運航したアシアナ航空(AAR/OZ)のソウル(仁川)行き以降、全路線の運休が続いている。

 うるう日を除いた2月1日から28日までの総旅客数は、前年同月比0.2%増の26万3174人で、国内線は0.2%減の23万5524人、国際線は3.9%増の2万7650人。計画便数と実際の運航便数を比較した「就航率」は、国内線が100%、国際線は90%となった。

 一方、3月1日から21日の総旅客数は前年同月比55.9%減の9万2987人で、国内線は前年同月比51.5%減の9万2339人、国際線は96.8%減の648人。就航率は国内線が94%に対し、国際線は7%にとどまっている。

 仙台空港を運営する仙台国際空港会社では、旅客数に連動する着陸料体系を導入していることから、旅客数の減少は収入に大きく影響する。同社の岩井卓也社長は、3月26日の会見で「(16年7月の)民営化以降、見たこともない数字」と述べ、危機感をあらわにした。

 岩井社長は「国際線の旅客数はほぼゼロで、大変厳しい状況。収束に期待する」と語り、早期の回復に期待する姿勢を見せた。

Yusuke KOHASE

最終更新:3/30(月) 12:57
Aviation Wire

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事