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チューリップフェアとチンドンコンクール中止

3/30(月) 16:49配信

北日本新聞

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、砺波市と市観光協会などは30日、第69回となみチューリップフェア(4月22日~5月5日)の中止を決めた。富山市も30日、第66回全日本チンドンコンクール(4月3~5日)を全面的に中止すると発表した。

 チューリップフェアの中止は1952年にフェアが始まって以来初めて。チンドンコンクールは1955年に始まり、中止は東日本大震災とニュージーランド地震が発生した2011年以来2回目。

 チューリップフェアは、300品種300万本が彩る国内有数の花イベントで、昨年は14日間の会期中、32万5千人が訪れた。30日開かれたフェア推進協会会議で中止が了承された。屋外イベントでも集団感染が発生するなど万全な対策が困難で、開催して感染拡大した場合の責任が重大なことや、これまで築いたフェアへの信頼が損なわれることなどが理由。

 中止に伴い、既に100万個の球根が植えられた砺波チューリップ公園は通常通り無料開放する。園内スタッフを配置し、会場の安全や感染防止のため来場者を密集させないように努める。会議後に記者会見した夏野修砺波市長は「東京五輪が延期になり、ゴールデンウイークのイベント開催は無理だと思った。中止は初めてで残念だが、来年は素晴らしいフェアにしたい」と述べた。

 チンドンコンクールは規模を縮小して行う予定だったが、出場チームの3分の1に当たる東京都の12チームが感染拡大防止を理由に参加を辞退したことから、県民会館で行うコンクールの開催が難しくなったと判断した。中心市街地での練り歩きなど関連イベントも全て取りやめる。

最終更新:3/31(火) 12:14
北日本新聞

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