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ジェームズ・スペイダーは初めから知っていた!「ブラックリスト」レッドの正体

3/30(月) 18:00配信

HOMINIS(ホミニス)

全米で昨年10月より放送開始されたばかりの最新作「ブラックリスト シーズン7」が、4月よりスーパー!ドラマTVで独占日本初放送となる。死んだと思われていたエリザベスの⺟親・カタリーナ・ロストヴァが現われ、レッドを拉致。カタリーナの目的、そしてレッドがエリザベスに隠し通してきた秘密など、さまざまな真相が明らかになっていくシーズン7の放送を前に、主人公のレイモンド・"レッド"・レディントンを演じるジェームズ・スペイダーが見どころを語った。

【写真を見る】終わりへの大枠の展開を知っているというジェームズ・スペイダー

──衝撃的な終わり方を迎えたシーズン6ですが、シーズン7ではカタリーナ・ロストヴァが重要な役どころになると思います。シーズン7では、彼女との関係は明らかにされていくのでしょうか?

「はい。彼女はシーズン7で非常に重要な役を担います。それに、彼女の存在が本作に与える影響は、非常に深いものがあります。他の登場人物たちに、非常に大きな影響がありますからね。シーズン7ではたくさんのことが知らされますが、それにより新たな疑問も出てくると思います」

──シーズン7でのレッドは、これまでで最も困難な状況にあると思います。カタリーナ・ロストヴァは彼を追い詰めようとしているのでしょうか?

「彼は人生で本当に長い間を危険な状態で過ごしてきて、もはやそれが彼の生き方になってしまったと思います。ただ言っておかなければならないのは、エリザベスは彼にとても好意的に接しているように見えるかもしれませんが、彼はカタリーナとエリザベスの両方と問題を抱えており、向き合っていかなければならないと思います」

──本シリーズの結末はご存知なのでしょうか?脚本家の創作プロセスに非常に深く関わっていらっしゃるようですが、どのような結末を迎えてほしいと思っていますか?

「はい。このシリーズがどのように終わりを迎えるのか、その大枠の展開を知っていますよ。ここしばらくは、脚本家たちと毎週その話をしています。作品で『今』起きていることの話をする時は、それがやがてやって来るエンディングに向けてどんな影響を及ぼすのか、先のことも常に考えるようにしています。全体像はありながらも、エンディングにたどり着くまでの細かな点については、常に議論を重ねているところですね」

──レッドとは本当は誰なのか、その正体が本作の大きなテーマになっていますが、最初にこの役を引き受けた時、その正体がどんな発展をしていくのか知っていたのでしょうか?それとも視聴者と同様に、番組が展開する中で分かってきたのでしょうか?視聴者からすると、彼が本当は誰なのか、まだよく分かりませんが。

「レディントンが誰なのかについては、私は一番初めから知っていました。シリーズ全体を通して、その時々において彼が何者なのか、視聴者が理解できるように最新の注意を払っています。すぐ後にまた、実は別の人物なのではと思わせることもありますが、その時々で彼が何者なのか、理解してもらえるようにしてきました」

「ちょうど今は、彼の正体について疑問に思えるかもしれませんが、これまで7つのシーズンの中で、レッドの正体が登場人物たちの関心として前面に扱われた時期もあれば、まったくそのことが気にされなかったシーズンもありました。プレスに限らず、各国で会う視聴者からの質問を聞いていても、彼の正体や、彼が何者かといった質問は、その時々の物語の進み具合で出てくる時と出てこない時があります。そして最初のシーズン1の頃には、皆さんが非常に気にしていたトピックでした」

──シーズン1の初期の時点で最も大事になると感じていたことは何でしょうか?

「シリーズ全体を通じて、また1つのシーズンの中でも、レディントンの過去や正体といったものに関係なく、視聴者にはその時々に起きていることや、レディントンの人間関係に興味を持ってもらうことで、時間の経過を作り出すことでした。その中で今起きていること、今の彼が影響力を持つ領域にいる人物たちが、物語をけん引していくわけですね」

「そしてまさにこれが実際に現実となってきたわけで、彼の正体や過去、未来といったものが注目を浴びた時もあれば、その時に起きている出来事が焦点となった時もあります。この点を脚本家たちは非常に上手く形にしていて、作品の成功にも役立ったと思います」

「結局のところ、私が絶対に話さないことの1つが、彼の過去や人物像に向けたさまざまな議論や考えです。非常に興味深い話ですけどね。最初にレディントンが登場した時から、誰もその話はしていません。レイモンド・レディントンほど自身のアイデンティティに責任を持ち真剣なキャラクターは、私が出会ってきたものの中では他にいません。彼は自分の性格や意見、視点や行い、生き方、周囲の人々や環境との比較といったことを一切表に出さない人物です。これは彼の魅力的なところの1つだと思いますね」

「彼の正体が大勢の人から注目を浴びてきた中で、彼はとても利用できる男で、自身の強固なアイデンティティに非常に満足している人物です。本当に私が実社会で会う多くの人々よりも、彼は自分のアイデンティティになじんでいます。このキャラクターの過去やアイデンティティに関して人々は真剣な疑問を抱くかもしれませんが、本当の意味で彼の正体を問うことはできません。彼は彼らしく、彼なりに生きているだけです。この対比は非常に興味深くて、率直に言うと愉快だと思います。彼を面白くて魅力的な人物にしている点でもあるとも思います」

──「ブラックリスト」は日本でも大人気で、スーパー!ドラマTVで4月よりシーズン7が日本初放送となります。これからシーズン7をご覧になる日本のファンに向けて、メッセージをお願いします。

「日本にこの作品のファンがいてくださることは、本当に嬉しく思いますし、『ブラックリスト』のシーズン7を楽しみにしてくださっていることに、感激しています。日本には何年も前に東京国際映画祭で1度だけ行ったことがあって、このメッセージを直接日本でお伝えできていないことが残念なのですが、1日でも早く日本に行って、日本のファンとお話したいと思っています。(前回の滞在で)ほんの僅かしか日本を見ることができませんでしたが、大好きだったので、もっとたくさん見ることができる日をとにかく楽しみにしています」

「面白いのは、私は食べることも料理をすることも大好きなのですが、非常にややこしい食事制限があって食べられない食材があるために、レストランで外食をするのが非常に困難です。家でいろいろな料理を作る時は、簡単に対処できるのですがね。でもほとんど何を食べても問題がなく、そのため外食時にも一番よく食べるのが日本食です。ですので、また日本に行ってこの作品や、私が手掛けた他の作品を気に入ってくれているファンの方々と、お会いするのは本当に楽しみですが、とにかく日本を再び訪れること自体が待ちきれません」

文=立田敦子

HOMINIS

最終更新:3/30(月) 18:00
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