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イタリア政府、長期の全土封鎖への覚悟を呼び掛け

3/30(月) 11:05配信

AFPBB News

(c)AFPBB News

【3月30日 AFP】新型コロナウイルス感染拡大にあえぐイタリア政府は29日、国民に「非常に長い」封鎖措置に備えるよう呼び掛けた。経済的苦境と日常生活への重大な影響にもかかわらず、封鎖措置の解除は徐々にしか行われないことを示唆した。

 ジュセッペ・コンテ(Giuseppe Conte)首相率いる政権の閣僚や保健当局によるこの呼び掛けは、同ウイルス感染による死者が世界最多のイタリアで、1日の死者数が756人となって最多を記録した27日の969人からかなり減り、また感染者数の増加率が初めて6%を下回る中で行われた。

 だが同国政府がより注視しているのは、全土封鎖措置の期限が切れる来月3日への対応のようだ。この措置は西側民主主義国として初めて実施し、他の欧米諸国がそれに続いた。

 フランチェスコ・ボッチャ(Francesco Boccia)州問題・自治担当相は衛星テレビ「スカイTG24(Sky TG24)」で、「4月3日に期限が切れる措置の延長は避けられないだろう」と語った。

「現時点で(封鎖)解除について話すのは不適切であり、無責任だ」とボッチャ氏。「正常に戻ることはみんなの願いだ。だが一度に一つずつしかスイッチを入れることはできない」と述べた。

 イタリアの死者数は現在1万779人となっており、公式に確認された感染者数は10万人を少し下回る。

 映像前半は上空から捉えた封鎖措置下にあるミラノ(Milan)のドゥオモ広場(Piazza Duomo)周辺。イタリアの映像メディア、ローカルチーム(Local Team)が28日撮影・提供。後半は首都ローマ・スペイン広場(Piazza di Spagna)周辺で人々に自宅待機を呼び掛ける警察官ら、29日撮影。(c)AFPBB News

最終更新:3/30(月) 17:44
AFPBB News

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