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シャープの液晶工場が「マスク工場」に? わずか1か月で生産まで至った「異例」の経緯を聞く

3/30(月) 5:50配信

GetNavi web

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月25日には「感染爆発の重大局面」として、東京都知事が異例の週末外出自粛要請を行うなど、緊迫した状況が続いています。誰もが不安を募らせるなか、感染を防ぐためのマスクの需要が急増。小売店では入荷しても即売り切れ……という事態が日常化し、連日ニュースで取り上げられています。

生産しているのは一般的なマスク

「マスクがほしい」と消費者が悲鳴を上げるなか、いち早くマスクの生産に乗り出したのが、家電メーカーのシャープです。日本政府の要請に応じ、2月28日にはマスクの生産を決定。3月24日より、三重県多気郡多気町の同社工場において生産を開始しました。Twitterでは、同社公式アカウントが「電気を使わない自社製品をツイートしたの、これがはじめてだ」とつぶやいた通り、まさに異例の新規参入です。それにしても、なぜ家電メーカーのシャープがマスク……? いったいどんなマスクを……? ということで、シャープに疑問をぶつけてみました。頂いた回答から、まずは基本情報について。

「作っているマスクは、3層プリーツ型の家庭用向けの不織布マスク(平面タイプ)です。政府への納入を優先するため一般発売の時期は未定ですが、可能な限りマスクが必要とされるところへ提供できますよう、政府と調整しております。政府との調整後は(株)SHARP COCORO LIFEのECサイトで販売いたします。 販売するのは50枚セットに加え、他のセットも検討中。価格も検討中です」

作るのはごく一般的なマスクで、政府への納入、もろもろ調整後にECサイトで購入できるということですね。では、続いて生産の経緯について。そもそも、家電メーカーのシャープに対して、なぜ日本政府がマスク生産の要請を行ったのでしょうか?

「弊社が回答する立場にありませんが、弊社のみならず、業種業態を問わず数多くの企業へ要請されたものと認識しています。日本政府の新型コロナウイルス対策に懸ける強い想いと、当社がクリーンルームを保有している点がマッチし、話が進展しました。弊社は、企業としての社会貢献と捉えており、早期に新型コロナウィルスが沈静化することを願っています」

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最終更新:3/30(月) 5:50
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