家に眠っている不用品を、PCやスマートフォンで簡単に出品できることから、フリマアプリの利用者が日々増加しています。2018年度の市場規模は6392億円と、16年度と比較して約2倍に成長しています。利用者の多くは若者ですが、終活や生前整理のために利用するシニア層が増加しているようです。「もう自分は使わないけれど、思い出のつまったモノだから、大事にしてくれる人に譲りたい」――そうした気持ちを受け止め、アプリをより使いやすくする施策に注力しているメルカリに、話を伺いました。
国内のフリマアプリの代表的存在「メルカリ」は、月間利用者が1500万人を超える。アプリをスマートフォンにインストールして商品を撮影し、価格や商品の説明などを入力するだけで出品が完了。売買が成立すると、販売代金の10%が手数料としてメルカリの利益になるが、利用プロセスが簡単なため、利用者が増えている。不用品だけでなく、手作りの小物や雑貨など、出品される商品の種類も多岐にわたる。
利用者を年代別に見ると、50代以上は全体の1割程度だが、PRグループ・プロダクトPRの韓昇勲さんは「シニア世代はフリマアプリ利用のポテンシャルが高い」と指摘する。
シニア世代は家の中に、不用品、いわゆる「かくれ資産」を数多く保有しているからだ。民間企業などでつくる「みんなのかくれ資産調査委員会」の調べによる と、かくれ資産の流通想定額(不用品の二次流通想定額)は、日本全体で約37兆円と推定される。
「保有不用品の金額は、年代に比例して上がる傾向にあります。最も多くのかくれ資産を保有しているのは60代女性で、49.8万円という調査結果が出ています」(韓さん)
メルカリのシニア利用者の動向について韓さんは次のように話す。
「2017年と2019年の年間比較では、『終活・生前整理』というキーワードでの出品数が約10倍に増えています 」
実際、メルカリのサイトで「終活」「生前整理」などのキーワードで商品を検索すると、ブランド品や着物、ゴルフ用品や時計などが数多く出品されていることがわかる。
シニア世代は、商品説明欄に商品の状態のほか、商品にまつわる思い出や、出品の経緯などが記入している。
最終更新:3/30(月) 11:00
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