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【続報】介護付き有料老人ホーム「ベーネ函館和楽」などを経営 ハーモニー(北海道)が破産開始

3/30(月) 10:14配信

帝国データバンク

 債権者である金融機関より函館地裁へ破産を申し立てられ、2019年11月29日に保全管理命令を受けていた(株)ハーモニー(TDB企業コード:080124286、資本金4900万円、北海道函館市東山町144-52、登記面=北海道函館市柏木町15-2、代表早川拓人氏)は、3月27日に函館地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は和根崎直樹弁護士(北海道函館市本町3-12、和根崎法律事務所、電話0138-55-6668)。財産状況報告集会期日は7月6日午後1時30分。

 当社は、1992年(平成4年)10月に関係会社の(医社)善智寿会が運営する内科診療所の仕入部門を分社化する形で設立された。2004年以降、老人福祉事業を手がけるようになり、函館市東山町と同市石川町および2018年6月からは同市日吉町を加えた3拠点において有料老人ホームやデイサービス、ショートステイ、高齢者専用賃貸住宅の運営を手がけていた。東山町において介護付き有料老人ホーム「ベーネ函館和楽」のほか、当施設内の「デイサービスセンターベーネ函館」にてデイサービス業務を、「短期入所生活介護ベーネ函館」にてショートステイ業務を行い、石川町においては、住宅型有料老人ホーム「ベーネ函館悠楽」のほか、敷地内にて介護付き有料老人ホーム「カーサ石川」、サービス付き高齢者専用賃貸住宅などの運営を行っていた。

 また、2018年6月からは新たに日吉町における福祉コミュニティエリア「コンテ日吉」内にて、サービス付き高齢者向け住宅「アルバ(29室)」および「コリーナ(29室)」の2施設、またグループホーム「ベラルーナ(18室)」の運営をスタートさせ、この間の2018年4月期には年収入高約8億8700万円を計上していた。

 しかし、同福祉コミュニティエリア工事の不備などによる開業の遅れに加え、設立時の理事長が2018年5月に突如辞任したことなどから対外信用は悪化、スタッフの採用も思うように進まないなど、不安定な運営が続いていた。

 こうしたなか、債権者である金融機関より函館地裁へ破産を申し立てられ、2019年11月29日に保全管理命令を受けていた。その後、これに対抗する形で今年1月14日に函館地裁へ民事再生法の適用を申請していたが、今回、破産手続き開始決定を受けることとなった。

 負債は約30億4500万円。

最終更新:3/30(月) 10:14
帝国データバンク

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