2019年7月、GM(ゼネラルモーターズ)の高級車ブランド・キャデラックから、新しいクロスオーバーSUV「XT6」が誕生しました。「キャデラックなのにサルーンじゃないの?」という人もいらっしゃるのではないかと思いますが、実は2000年代後半から、キャデラックは積極的にSUVラインナップを拡大しているのです。
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そんな中、“ミッドサイズ・プラス”こと、中大型クラスの高級SUVカテゴリーに満を持して投入されたXT6は、2020年1月、日本での販売をスタート。国産SUVやヨーロッパ製SUVがおしなべて注目度が高く、好調なセールスを記録する一方、アメリカ製SUVはごく一部のモデル以外、認知度でやや及ばない…というのが、昨今の日本市場ですが、果たしてキャデラックのXT6は、どのようなクルマなのでしょうか?
キャデラックといえば、GMを代表する、アメリカきっての高級車ブランド。現在、日本で発売されているGMのブランドは、キャデラックとシボレーのふたつのみですが、アメリカ本国ではそのほかに、ビュイックやGMCを展開。また、古くからのクルマ好きであれば、かつてオールズモビルやポンティアックなど、多彩なブランドをラインナップしていたことをご存知のことでしょう。
ここでは、世界を取り巻く経済状況の変化などにはあえて触れませんが、リーマンショックと前後して、GMではブランドの統廃合や整理が進んだのも事実。そんな中にあってキャデラックという響きは、やはりアメリカ人にとっては特別で、アメリカ本国では日本にも導入されているサルーンの「CTS」と「CT6」や、クロスオーバーSUVの「XT5」に加え、サルーンの「CT4」と「CT5」、クロスオーバーSUVの「XT4」も展開しており、それぞれ好調なセールスを記録しています。また、キャデラック製SUVといえば、日本でも販売されているフルサイズモデルモデル「エスカレード」の堂々としたたたずまいを思い浮かべる人もいるかもしれませんね。
さて、2020年1月から日本への導入が始まったXT6は、エスカレードよりひと回りコンパクトな新世代クロスオーバーSUVとして、2019年のデトロイトショーでデビューを飾りました。「ひと回りコンパクト」とはいえ、XT6の全長は5060mm、全幅は1960mm、全高は1775mmとなかなか立派なサイズで、車内には3列シートを配置。本国には6人乗りと7人乗りが用意されますが、日本向けには2列目席が左右独立した、キャプテンシート仕様の6人乗りが選ばれています。
3列シートSUVといえば、真っ先に思い浮かぶのはマツダ「CX-8」ですが、XT6はそれよりも160mm長く、20mm幅広いサイズ。同じく3列シートを配したボルボ「XC90」と比べると、110mm長く、幅は同じ、というディメンションを採ります。また、レクサスSUVの頂上に立つ「LX570」よりは、全長、全幅ともに20mm小さいといえば、XT6の大きさを想像いただけるでしょうか。さすがに入り組んだ市街地では気をつかうサイズですが、他車との比較を見れば、日本でもなんとか日常使いできそうな範囲に収まっているといえるでしょう。
最終更新:3/30(月) 7:00
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