新型コロナウイルスが猛威を振るう中、東京都は不要不急の外出自粛を要請した。桜の開花が春の到来を感じさせているにもかかわらず、外出できないことにもどかしさを感じている人も多いのではないだろうか。こんな時こそ、家の中での過ごし方を見つめ直してはいかがだろうか。今回のコラムでは、バスルームでの「ひとり時間」の愉しみ方について綴りたいと思う。(松本宰)
家づくりメディアをやっている商売柄、家を建てた、あるいはリノベーションした人に話をお聞きすることが多い。ご夫婦の場合、妻はキッチンにこだわり、夫はお風呂にこだわったという話をよく聞く。別に男女がどうだとか、決してジェンダー的な話をしたいわけではないのだが、どうも男性のほうがお風呂にこだわるという話をよく耳にする。
夫婦で家づくりを進めるとき、夫と妻いずれかのほうが強いこだわりを持っていて、おおよその仕様を決めているというケースがある。
たとえば、
「家のテイストや仕様についてほぼ妻が握っており、夫はお金のところや耐震性などの性能のところを主に担当するケース」(※このパターンは多い)
あるいは逆に、
「夫のデザインに対するこだわりが強く、ほとんどを決めたが、キッチンだけは妻の意見を取り入れた」
なんてケースもあった。
もちろんいろんなパターンがあるが、大半は妻が決定権を握り、お風呂だけは夫のこだわりを取り入れたという話はわりとよく聞く。
これはどうしてなんだろうかと常々、不思議に感じている。せめてお風呂くらいは自分好みの空間でゆったりと過ごしたいという思いの表れなのだろうか。
私自身はというと、お風呂に対して特に思い入れもなく、いつも面倒くさいと思っていた。特に何か事情がない限りは毎日入るようにしているものの、お風呂好きな人、それこそドラえもんのしずかちゃんなど、まったく理解ができなかった。子供の頃はむしろ、お風呂に入らなくても一瞬で体がきれいになる道具をドラえもんが出してくれないかと思っていたくらいだ。
最終更新:3/30(月) 16:10
DANRO































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