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アップルの新型「iPad Pro」、控えめでも着実な進化 新型コロナ禍による遠隔授業で需要拡大へ

3/30(月) 9:00配信

36Kr Japan

アップルは18日夜(日本時間)、公式サイトでひっそりと新製品を発表した。タブレット「iPad Pro」、ノートブック「Macbook Air」、小型デスクトップPC「Mac mini」の三つだ。

新型コロナウィルスの感染が世界的に拡大する現在、新製品の発表としてはふさわしいタイミングではないかもしれない。しかし危機と商機はつねに隣りあわせだ。各国で休校措置が講じられる中、iPadにとってはオンライン授業に移行する教育市場やライブ配信市場を開拓する機会が訪れている。最新版iPad Proは学生や教職員向けの特別価格も設定している。

進化は控えめだが実用的

Mac miniはストレージが従来の倍となった反面、最低価格は値下げした。しかしそれ以外に特筆すべきポイントは多くない。Macbook AirおよびiPad Proに関しては、ユーザーにとって比較的うれしいアップグレードが行われている。Macbook Airのキーボードは旧来のシザー構造を再設計して復刻し、iPad Proはトラックパッドに対応し、3D情報を計測するToFカメラ(LiDARスキャナ)も実装した。

iPad が最も利用されるのはエンターテイメント用途で、主にディスプレイをタッチして操作する。しかし最近ではビジネス用途への対応も強化しており、iPadを用いてより複雑なタスクをこなすユーザーも多くなってきている。そのためApple Pencilも発売されたが、従来はキーボードにトラックパッドが実装されていなかったため、複雑な作業ではカーソル操作が困難だった。

こうした変化はiPadに最適化したOS「iPadOS」が発表してからもたらされたものだ。昨年9月にiPadOS 13が発表されると、Bluetooth、USB Type-C、Lightningポートを通じてマウスやトラックパッドに接続できるようになった。最新版のiPad Proに対応する別売りのMagic Keyboardは5月の発売を予定している。

最新のiPad Proには初めてToFカメラも搭載されている。これにより撮影機能も向上するが、最も重要なのはAR機能の強化だ。米テック系ニュースサイトthe Vergeによると、アップルのゲームプラットフォーム「Apple Arcade」が独占配信するARゲーム「Hot Lava」では、プレーヤーはToFカメラのサポートによってリビングに居ながらにして寝室をマグマで溢れさせることも可能だ。

ただしARの実用化はまだ始まったばかりであるのに加え、タブレットで写真撮影をするユーザーはごくわずかだ。ToFカメラの実用性が存分に発揮されるとはいえないだろう。

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最終更新:3/30(月) 9:00
36Kr Japan

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