ここから本文です

鈴木女流棋聖が会津へ 第7期会津中央病院・女流立葵杯

3/31(火) 9:34配信

福島民報

 会津若松市東山温泉をメイン会場に繰り広げられる囲碁の女流タイトル戦「第七期会津中央病院・女流立葵杯」の本戦は三十日、東京都の日本棋院本院で開幕した。初日は一回戦の第一局が打たれ、鈴木歩女流棋聖(36)が加藤千笑初段(18)に勝利し、五月に東山温泉で行われる準決勝進出を決めた。

 女流棋士は「急戦派」が多いが、両者はバランスを重視する「本格派」。この日の対局も黒番・鈴木女流棋聖の向かい小目から、お互いに大場に打ち合うゆったりとした進行となった。黒が中央の白に圧力を掛けながら確定地を増やし、鈴木女流棋聖が二百十七手で中押し勝ちした。

 鈴木女流棋聖は四回目の本戦進出で、二年連続の四強入り。昨期は挑戦者決定戦まで勝ち上がった。二月に女流棋聖位を初めて獲得したばかりで、五歳と三歳の娘を育てながら十三年ぶりの女流タイトル奪取が話題になった。

 昨年の公式戦勝ち星は男性棋士との対局も含め二十九勝十五敗で女流四位。かねてから「男性棋士に対し最も強い女流棋士」と評価されており、昨年も男性との対局は十二勝十敗と勝ち越した。

 また夫の林漢傑(りん・かんけつ)八段(36)は「黄金の椅子」と言われている名人戦リーグに在籍するなど「理想のプロ棋士夫婦」として親しまれている。

 対局の詳しい解説は六月中旬から本紙囲碁欄で紹介する予定。

▽主催=日本棋院

▽協賛=温知会

▽協力=関西棋院、福島民報社、日本棋院県支部連合会

▽後援=毎日新聞社

最終更新:3/31(火) 9:34
福島民報

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事