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<新型コロナウィルス>「エンタメはなくても死なない」けれど… 自粛下でのファンの“推し事”

3/31(火) 21:30配信

MANTANWEB

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、5月に予定されていた「コミックマーケット(コミケ)98」をはじめ、アニメやマンガの関連イベントの中止も相次いだ。一方で、アニメやマンガの無料配信が発表されたほか、グッズや作品の購入など、外出自粛下でもできるファン活動を通じたさまざまな支援の動きも起きている。アニメコラムニストの小新井涼さんが独自の視点で分析する。

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 世界的に猛威を振るう新型コロナウィルスの影響は未だ収まる気配を見せません。アニメ関連では、特に先月末からイベントや舞台の公演、テレビアニメの放送や映画の公開の中止と延期のニュースが相次ぎ、引き続き自粛ムードも漂っています。

 このような時、アニメをはじめとするエンタメは、食料やライフラインといったものとは優先度が異なるため、“不要不急”に分類されがちです。しかしだからといって、ファンにとっては「今、なくても死にはしないでしょ」という一言だけで、簡単に片づけていいものなのでしょうか。

 結論から言うと、私はそれは違うと思います。だからこそファンは今、中止や延期のショックとコロナへの怒りを抱えつつ、この状況下であっても、自粛しながらでもできることを模索し続けているようです。

 イベントや公演の中止でチケット代が払い戻しされれば、そのお金でこのグッズを買うことで作品やアーティストに貢献できるのでは、といった情報がファン同士で拡散・共有されました。また、たとえ既にデータやパッケージ(CD、DVD、Blu-rayなど)を持っていても、少しでも応援にならないかと、サブスクリプションを利用して、好きな作品やアーティストの再生数を上げるといった応援も行われています。その他にも、フラスタ(フラワースタンド)業者やイベントの印刷会社の経営が危ないことを聞いて情報を拡散し、支援を検討するなど、作品やアーティストのみならず、関連会社も応援しようとする動きもありました。コロナ関連で何かしらの規制や制限を受けても、予防と防止に努めた上で、いかに作品を楽しみ、盛り上げられるかといった工夫も生まれています。

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最終更新:3/31(火) 22:15
MANTANWEB

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