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バセドー病の札幌GK具 リーグ再開・清水戦の復帰を宣言

3/31(火) 7:03配信

道新スポーツ

屋内でのトレーニング開始

 「バセドー病」で療養中の北海道コンサドーレ札幌GK具聖潤(25)が、復帰目標を定めた。目指すは公式戦再開となる5月9日、ホーム清水戦。投薬治療により、血液検査の数値は改善しており、すでに屋内でのトレーニングを再開した。経過が順調なら、ピッチに戻る日も近い。絶対的守護神が、困難を克服する。

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 復帰への道のりを、力強く歩んでいる。2月29日に甲状腺ホルモンの過剰分泌が原因となる「バセドー病」と判明した具。その後休養していたが、投薬治療で数値が改善している。26日からはクラブハウス内でトレーニングを再開した。「軽いメニューなんですけど、動けて良かった。うれしかった」。現在はバイクトレーニングやストレッチ、腹筋などのメニューが中心。28日には「次の検査結果が良ければ、外でも練習できると思う」と話し、屋外でのトレーニング再開も見えてきた。

 人知れず困難に立ち向かってきた。振り返れば昨季終盤から、自覚症状があったという。「去年からコンディションもパフォーマンスも落ちていた」。昨年12月は韓国代表としての活動があり、休暇も満足にとれずキャンプインした。

 そして迎えた今季。疲れが抜けず、食欲不振に。「ルヴァン杯・鳥栖戦は無失点だったけど体は良くなかった。(4失点した)柏戦には結果としても内容としても、自分がどういう状態なのか、全部出てしまった」。原因不明のコンディション不良に悩まされた。

 検査で病気が分かり、治療に専念。病状を報告したペトロビッチ監督からは「ゆっくり、100%治して。待っているから、慌てずリフレッシュして帰ってきてほしい」とエールを受けた。母国の兵役の関係で今季を”ラストイヤー”と位置づけていた具にとって、特別な2020年。「早くサッカーがしたい」。心からの声が漏れた。

 回復が見られたことで新たな目標ができた。「努力をして清水戦から出られるようにしたい」。5月9日、リーグ戦再開の清水戦。病を克服し、聖地・厚別のピッチに立つ。「この機会に一日でも早くコンディションを100%に戻して、いいパフォーマンスを今年はもっと出したい。試合が5月まで延期になって、個人的にはいいタイミングというか。この時間を無駄にしたくない」。焦らず一歩一歩、前へ進む。 (石栗賢)

最終更新:3/31(火) 7:03
道新スポーツ

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