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北上・北部交流館が完成 屋内運動場、会議室整備【岩手】

3/31(火) 10:09配信

岩手日日新聞社

 北上市が北上工業団地拡張整備事業に伴い、同市二子町馬場野地内で新築移転工事を進めてきた「北部交流館」が完成した。旧施設と同じく人工芝の屋内運動場に加え、市民の交流スペースも兼ね備えた施設として整備。4月から利用が開始され、多くの市民や競技団体、各種団体に親しまれる施設になりそうだ。

 旧施設の北部勤労者屋内運動場はキオクシア(旧東芝メモリ)新工場の東側にあったが、北上工業団地拡張エリアとなり廃止。市は飯豊、二子、更木の北部3地区の要望を踏まえ、北上川増水時の浸水想定区域外で旧施設に近いことも考慮し新施設の場所を決めた。2019年8月に着工し、今年度内に無事完成した。

 新施設は鉄骨造り平屋建て。敷地面積7727・26平方メートル(旧施設6000平方メートル)、床面積1853・54平方メートル(同1373平方メートル)と広くなり、最高部の高さは16メートル(同12メートル)。駐車場は65台分と車椅子用2台分の区画のほかにも数十台分あり、旧施設の倍以上のスペースを確保した。事業費は設計、工事費など含め5億1830万円。

 ホールは人工芝でラインが敷設されたフットサルやテニス、ゲートボールは2面取ることができ、季節を問わずバドミントンやラグビーなどの練習も可能。各種大会を含め幅広い活用ができる。

 旧施設にはなかったフリースペース(会議室含む)や男女更衣室、子供用クライミングボードも設置。ホールには移動式のステージもあり、地域や各種団体の催しや会合などにも利用できる。災害時の避難場所にもなる見込みで、防災面でも役立ちそうだ。

 開館は午前9時~午後9時(祝日を除く月曜日と年末年始休館)。市民の使用料(全面1時間ごと)は一般940円、高校生以下300円、会議室270円。半面の使用も可。市外の場合は利用料が倍となる。小原建設(同市村崎野)が指定管理者を務める。

 4月2~6日は無料開放し、7日に一般利用を開始。既に夜間や土日を中心に多くの予約が入っているという。

 市スポーツ推進課の平野大介課長は「各競技や文化、会議、展示など多目的に使える施設になった。人と人、文化とスポーツの交流が深まる場として活用してほしい」と話している。

最終更新:3/31(火) 10:28
岩手日日新聞社

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