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県内感染、新たに3人 富山の20代保育士ら

4/1(水) 9:16配信

北日本新聞

 富山市は1日、東山保育園(富山市吉作)に勤務する保育士ら20代の女性2人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。2人は京都産業大の卒業祝賀会に参加して感染した卒業生の友人。保育園は同日から休園し、市は濃厚接触した疑いがある園児や職員の特定を進めている。県も同日、高岡厚生センター管内に住む20代男性の感染が確認されたと発表。県内の感染者は計5人となった。

 市によると、感染が分かった女性2人は共に市内在住で、指定医療機関に入院している。3月24日夜、県内で1例目の感染者となった京都産業大卒業生と飲食店で食事をしたり、車中で長時間会話をしたりしていた。濃厚接触者としてPCR検査を受け、31日夜に陽性と判明した。

 保育士が勤める東山保育園は、私立の認定こども園。0~5歳児の計147人が通っており、保育士は3~5歳児の混合クラス(28人)を受け持っていた。3月24日の接触後も出勤し、クラス以外の園児と接する時間もあった。28日には同僚20人と市内で飲食していた。症状はなく、30日午前まで勤務していた。

 これまでの市の調査で、濃厚接触者は家族5人。職員36人と園児については調査を進め、判明次第、検査する。保育園は2週間程度休園し、消毒を実施した。保護者や、併設する学童保育と子育て支援センターに通う児童の感染可能性は低いという。

 もう1人の感染女性は、この春から富山市内の企業に就職する予定だった。3月24日に京都産業大卒業生と会った後、26日に友人3人と市外で、27日には友人1人と市内で飲食した。28日に38度台の発熱があったが、現在は下がっている。市の調査では濃厚接触者は家族4人と飲食を共にした友人4人の計8人で、検査を行っている。

 京都産業大卒業生の濃厚接触者は9人で、感染が確認されたのは今回の女性2人と、北陸病院の女性看護師の計3人。家族や友人ら残り6人は全て陰性だった。ただ、同居する両親2人は感染リスクが高いため、市は再度検査する。

 ■新採教員も

 県が1日に感染を発表した20代男性は、愛知県内の教育機関に在籍した新規採用教員で3月28日に発症した。23、24の両日は高速バスを使って愛知県を旅行しており、感染経路は愛知県内か道中か分かっていない。特定のため富山県は旅行先での行動や濃厚接触者について、愛知県に調査を依頼している。

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最終更新:4/3(金) 14:13
北日本新聞

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