“美魔女”というと、「自分の美容にばかり気をつかっている」というイメージを抱かれがちだが、まったくそれに当てはまらないにも関わらず、『第10回 国民的美魔女コンテスト』(2019年/雑誌『美ST』主催)でレジェンドの一人として登壇した女性がいる。それが、前田文香さん、47歳。地元・奈良で観光客に日本文化の魅力を伝えるほか、海外・国内で大自然を相手にした旅のアドバイザーとして活躍。40歳の頃に離婚を経験し、「たった一人になったのだから、どんなことでもチャレンジしよう」と、社会復帰のために動き出した。モットーは「美容より健康、元気、活力」、そんな自然派な“美魔女”の素顔とは?
【写真】こんな美魔女アリ⁉ 山を駆け海にもぐる…和服姿からは想像できない前田さん
■「40歳で離婚して、これからどうやって生きていくのか」
今でこそ仕事を楽しみ、パワフルに活躍する前田さんだが、これまでの人生、すべてが順調だったわけではない。40歳になるころ、17年間連れ添った夫と離婚。離婚前の3年間は、家族生活に没頭しようと仕事もやめていただけに、周囲から「40歳で離婚して、これからどうやって生きていくのか」と心配されることもあった。
自分のための人生をゼロからスタートするために、何ができるか。社会復帰を果たすべく挑戦したのが、知人に紹介された『関西美魔女collection』(朝日放送/2012年)という番組への出演。それがきっかけになり、『第3回 国民的美魔女コンテスト』に飛び入り参加すると、見事準ブランプリを獲得した。
「たった一人になったのだから、どんなことでも思い切りチャレンジしよう。そんな思いがありました。人生の転換期、まずは社会復帰して立て直そうと考え、番組やコンテストに出場したんです。まさにどん底であり、スタート。リセットされたワクワクもありつつ、新しい人生を生きていこうという覚悟を決めました。当時は美魔女ブームのピークでしたが、私としては浮かれている場合じゃないですから(笑)。一歩踏み出す時だったので、とにかく全身が活性化して目覚めている感じがしていました」
■日焼けも何のその、7日間250キロを自給自足して歩くサバイバル
2019年末の同コンテストでも“レジェンド”の一人としてステージに立ったが、「感謝の気持ちはありますが、コンテストは実は苦手」と笑う前田さん。自身についても、「いわゆる“美魔女”の意識は恥ずかしいほど高くないですし、よく持たれるイメージとは違う」と明かす。
趣味は、スキューバダイビングにトレッキング。ダイバー雑誌でモデルをしたり、リポートを書いたりすることもあった。大自然を相手にしたネイチャートリップが好きだと言うが、その旅の仕方は生半可なものではない。なかでも、コンテストの翌年に挑戦した『白山ジオトレイル』は強烈だ。7日間、高所の山々をめぐる250キロの道のりを地図を片手に自給自足しながら歩く…というもの。必要な装備、食料、サバイバルグッズはすべて背中のザックに詰め込み、その重さは13キロにも及んだ。
「山の水を飲んだり、雷を避けて隠れたりと、まさにサバイバル。想像を絶する厳しさでしたが、生きることに向き合うことができました。このトレイルの第1回目に参加したので、まだ整備しきれていないところもあり、けっこう危ない場面もありました(笑)。6回目の大会までスタッフとしてサポートさせてもらいましたが、やはりこのような旅は絆や、大きなものを残してくれると実感しました」
美魔女といえば、つねに美容に気を配り、肌劣化を招く日焼けを避けて…と考える人も多いだろう。だが、前田さんはそんなイメージを覆すほど、むしろ常人には追い付けないほどのアクティブさ、自然派なのだ。
最終更新:4/4(土) 10:25
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