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元エンジニアが率いる沖縄の小学生が、ロボットプログラミングで世界に挑戦【WRO 2019ハンガリー国際大会】

4/1(水) 13:01配信

EdTechZine

 教育やロボットに全く縁のなかった元エンジニアが、息子と一緒にロボットプログラミングを開始。本稿では国際大会へ挑戦するまでの経緯と大会での体験、子どもたちの原動力とこれからの課題についてお伝えする。

 2015年から息子と一緒にロボットプログラミングを開始。2017年にクラブを立ち上げ、子どもたちを全国優勝へ導き、3年後には国際大会の舞台まで登りつめた。初めて国際大会に挑戦するまでの経緯、子どもたちの原動力と「WRO 2019ハンガリー国際大会」の体験、これからの課題について紹介する。

はじまりは息子の誕生日プレゼント

 ロボットプログラミングを始めたきっかけは、当時、小学2年生の息子へ誕生日にプレゼントした「教育版レゴ(R) マインドストーム(R) EV3」だった。息子は喜んでいろいろなロボットを作って楽しんでいたが、次第に飽きて触らなくなってしまった。そんなとき、ロボット体験会(WRO沖縄事務局主催)が開催されると聞いて参加すると、息子は目をキラキラと輝かせながらプログラミングしており、想像以上に興味を持ったようであった。そこから親子の共通の趣味としてロボットプログラミングを始めることとなり、ロボット競技への挑戦が始まった。

 私たちが挑戦したロボット競技、WRO(World Robot Olympiad)は、現在、世界75カ国・地域、7万5000人以上の小中高生が参加し、自律型ロボットを作って競う世界でも最大規模の国際ロボットコンテストである。

 息子とロボットプログラミングを学び始めた1年目は、基本的な動かし方や、ライントレース(ロボットが光センサーを使って黒い線を読み取りながら走る)の仕組みも知らず、他のチームのロボットがなぜあんなに速くきれいに動くのか、全く分からないという状況で、最初の2年間は地区大会で入賞すらできなかった。

 その悔しい気持ちがバネになり、インターネットを活用して、海外のロボットコミュニティへ参加するなど、息子と一緒にさまざまな情報を集め、試行錯誤を繰り返してロボットプログラミングを独学で学んでいった。

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最終更新:4/1(水) 14:22
EdTechZine

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