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大学生、実はキャッシュレス決済に消極的!? 学内プロジェクトで普及を進めた近畿大学の取り組み

4/1(水) 13:01配信

EdTechZine

 さまざまなキャッシュレス決済が普及する中、先駆ける形で2016年にプリペイド機能付き学生証を一部学生に発行し、その後も学内店舗や食堂や大学祭でキャッシュレス決済サービスを導入してきた「近畿大学」。取り組みについて話を伺った。

 さまざまなキャッシュレス決済が普及する中で、学校や教育機関においても急速に導入機運が高まっている。それに先駆ける形で「近畿大学」では、2016年より一部学生に対してプリペイド機能付き学生証を発行し、2018年からは学内店舗や食堂、さらに2019年の学園祭の屋台などでもキャッシュレス決済サービスを導入してきた。その普及・活用促進を目的とした、さまざまな取り組みの実際や学生の反応、今後の可能性などについて、近畿大学 総務部の上原隆明氏にお話を伺った。

キャッシュレス社会をいち早く学生に体験させ、気づきを与える

 「近大マグロ」や「ド派手入学式」など話題に事欠かず、6年連続で志願者数日本一(2019年、教育情報会社大学通信調査)となった近畿大学。世の中の新しい仕組みやテクノロジーをいち早く導入することで知られ、インターネット出願や卒業証明書のコンビニ発行など、ICTを活用した「ブランド戦略」も注目を集めてきた。

 「もちろん、『学内の課題を解決するため』であれば、どんなソリューションも積極的に取り入れたいと考えています。しかし、せっかく導入するのならば、新しく画期的なものにチャレンジしたい。いち早く世の中の動きを取り入れることは話題にもなり、大学としてのブランディングを進める上で『目立つ』ことは効果的です。さらに、時期尚早と言われる段階であっても、学生に社会に対する課題意識や『気づき』を提供する上で大変有効と考えています」

 そんな近畿大学が現在、積極的に進めている取り組みの1つが「キャッシュレス化」だ。しかも、活用を開始したのは、消費税増税を機に「キャッシュレス元年」として急速に普及した2019年以前。単にサービスを享受するだけでなく、さまざまな企業と直接連携する形で試行錯誤を繰り返しながら、導入・普及を進めてきた。

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最終更新:4/1(水) 14:22
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