奈良県桜井市にある聖林寺の「国宝 十一面観音立像」は、天平彫刻の名品で日本を代表する仏像の一つ。明治時代に来日した哲学者、美術研究家のアーネスト・フェノロサが激賞したことでも有名です。
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この由緒正しき仏像が、銀座 蔦屋書店から、高さ35cmの再現像「国宝 聖林寺十一面観音」(40万円/税別)として新たに誕生しました。仏像フィギュアは、素材がプラスチックの場合が多いのですが、今回の再現仏はなんとひのき作り。木彫りであり、なおかつその素材が高級木材という点で、注目度の高いアイテムとなっています。すべて手仕上げされている貴重な逸品です。
身にまとっている布の質感や、たおやかな表情に特徴があり、その巧みな表現技法から、日本彫刻の最高傑作といわれています。この再現像は、聖林寺より提供された詳細な資料をもとに製作され、高度な木彫技術と彩色技術が施されています。
優美なプロポーションを完全再現することはもちろんのこと、歴史の経年による像の重厚さや変化までも写し取っています。素材が木材であることを考えると、ここまで再現度の高い色味をどのように作り上げたのか、驚嘆すること必至でしょう。
また、作品を納める桐箱の箱書きは、今回の仏像の為に聖林寺倉本住職に書き下ろしていただいた楷書がプリントされています。
なお、実際の仏像が2020年6月16日~8月31日に東京国立博物館にて開催が予定されている特別展「国宝 聖林寺十一面観音 三輪山信仰のみほとけ」にて、日本文化を代表する仏像として展示されることとなっています。その圧倒的な存在感を身近に感じるチャンスです。
(文/&GP編集部)
最終更新:4/1(水) 7:01
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