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伸長する豆乳ヨーグルト市場、“おいしくなかったら全額返金”で「ソイビオ」認知拡大へ/ポッカサッポロ

4/1(水) 14:56配信

食品産業新聞社ニュースWEB

ポッカサッポロフード&ビバレッジは、柱事業のひとつである大豆・チルド事業の2019年実績(1~12月)が、前年比118%の32億円になったことを明らかにした。「ソヤファーム」、「ソイビオ」ブランドの豆乳ヨーグルト、「アーモンド・ブリーズ」のアーモンドミルクの好調が要因である。

特に、2019年3月に新工場を稼働し、無糖大型タイプやストロー付き飲料タイプの自社生産を始めた豆乳ヨーグルトの「ソイビオ」ブランドは、大きな成長を遂げた。同社大豆・チルド事業本部の大久保正孝事業戦略部長は、「世界中で植物性食品が成長している。先月訪れた米国でも、スーパーやカフェで1年前より品揃えが充実していた。自身の健康、地球への環境配慮、新しい食体験を絡めながら、植物性食品の市場はさらに拡大すると感じている」と語る。

植物性食品の市場は、国内でも、健康・美容、たんぱく質摂取、環境負荷や資源の供給への配慮から、注目が高まっている。さまざまなメディアで取り上げられ、大豆ミートなど各社の新商品投入も活発化している。その中で、植物性ミルク(豆乳+アーモンド)の市場は、2019年で約790億円へ伸長し、2020年は800億円突破が見込まれるという。

ポッカサッポロは、生活者の健康志向を受けて植物性ミルクの可能性に着目し、素材を活かした「新しいおいしい」を実現するために思い切った投資を行った。それが、昨年3月に稼働した豆乳ヨーグルトの新工場であり、〈大豆→豆乳→発酵→充填包装〉までを一貫して製造できるようになった。

販売面では、乳酸菌とイソフラボンが一度に摂れることなどからリピート購買率が高まり、豆乳ヨーグルト市場におけるポッカサッポロのシェアは、2018年の55.8%からさらに上がると予測されている。ただ、大きな課題もある。それは、豆乳ヨーグルトを試したことがない人にとっては、“ヨーグルトに豆乳を混ぜたものでは?”という印象や“味や効果のイメージがわかない”などの理由から、トライアルにつながらないことだ。

そこで、今年は「ソイビオ 豆乳ヨーグルト」ブランドのさらなる拡大に向け、トライアル喚起をねらった商品・店頭販促の強化や、ドラッグや外食ルートの拡販を行う。「ソイビオ 豆乳ヨーグルト プレーン無糖400gカップ」は、3月23日からパッケージを刷新し、「ソイビオ 豆乳ヨーグルト 180gストロー付きカップ」は、パッケージと中味と価格を見直し、3月30日から新発売した。シティホテルなどでも採用されるケースが増えており、家庭内外でヨーグルトの選択肢が増えそうだ。

さらに、同社は盛り上げ策として、これら2品を対象に「おいしくなかったら全額返金キャンペーン」を、4月13日から5月31日まで実施する。ポッカサッポロの豆乳ヨーグルトは、独自の「おいしさ丁寧搾り製法」により、青臭みや大豆臭がないため、飲みやすさや風味などが良いことから支持を拡大している。「ソイビオ」担当の小笠原千春マネージャーは、「トライアル喚起を目的に、当社初の全額返金キャンペーンを行います。おいしさにはとても自信があり、まずは試していただきたい」とした。

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最終更新:4/1(水) 15:22
食品産業新聞社ニュースWEB

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