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「医療崩壊はオーバーシュートの前に起こる」専門家会議が警鐘

4/1(水) 19:17配信

AbemaTIMES

 厚労省の新型コロナウイルス専門家会議は1日、会見を開き、「医療崩壊はオーバーシュートの前に起こる」との見解を示した。

【速報】「医療崩壊」に警鐘 専門家会議

 専門家会議の尾身茂副座長は「我が国では諸外国でみられているような爆発的患者急増、いわゆるオーバーシュートはみられていないが、都市部を中心にクラスター感染が次々と報告され、感染者数が急増している」とした上で、「医療供給体制がひっ迫しつつある地域が出てきており、医療供給体制の強化が喫緊の課題となっている」と指摘。

 また、強調すべき部分として「医療崩壊=オーバーシュートと解される向きがあったと思うが、実際には新規感染者数が急増し、クラスター感染が頻繁に報告されている現状を考えれば爆発的感染が起こる前、つまりオーバーシュートが起こる前に医療供給体制のひっ迫、医療体制の限度を超える負担、機能不全に陥ることが予想される。医療崩壊といわれる現象は、オーバーシュートの前に起きるものだ」との見解を示した。また、オーバーシュートについては「2、3日で累積患者数が倍増し、その傾向が継続して認められる場合」と定義した。

 そうした事態を回避するためとして、「政府や市民が最善の努力を図っていくことが重要。一方、諸外国の医療現場で起きている厳しい事態を踏まえれば、さまざまな将来の可能性を想定し、人工呼吸器など限られた医療資源のあり方についても市民に共有して、巻き込んだ議論をしていく必要がある」とし、政府へは医療機器導入の支援や患者の増加に備えた人的あるいは財政的な支援を求めるとした。
(ANNニュース)

最終更新:4/1(水) 20:41
AbemaTIMES

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