個別ファンドでは、流入額上位25本のうち、「国際株式型」が前月と同数の12本と約半分を占め、「国内株式型」が5本で続いた。一方、前月は6本であった「バランス型」はゼロとなった。
「国際株式型」では、「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド」(愛称:THE 5G)、「netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)」、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」などへの流入額が増加したほか、23日に新規設定された「フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)」(愛称:テンバガー・ハンター)も97億円の純資金流入となった。
「フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコース(為替ヘッジなし)」は、日本を含む世界の株式を対象に、株価が10倍になると期待される銘柄に投資する。ファンドマネジャーのジョエル・ティリングハスト氏は、著名投資家のピーター・リンチ氏の直弟子と言われ、約38年の運用調査経験を有する。
「国内株式型」では、296億円の純資金流入となり第3位となった「日経225ノーロードオープン」を始め、「インデックスファンド225」、「MHAM 株式インデックスファンド225」、「三井住友・225オープン」、「ストックインデックスファンド225」と日経225連動型ファンド5本が上位25位内にランクインした。
上位25本へのランクインがゼロとなった「バランス型」のうち、純資金流出となった「安定成長」と「安定」についてみると、「安定成長」では「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)」(愛称:円奏会)が113億円の純資金流出となり流出額トップ。「安定」では「アムンディ・ダブルウォッチ」が130億円の純資金流出となり流出額トップとなった。
「東京海上・円資産バランスファンド(毎月決算型)」は国内債券の比率が高い低リスク運用が特徴。新型コロナウイルスの拡大を受けて世界の金融市場が大揺れとなる中、国内債券には海外投資家による持ち高解消の動きや、年度末決算を控えた国内投資家による利益確定の売却の動きが見られ、同ファンドの資金フローにも影響が及んだもようだ。「アムンディ・ダブルウォッチ」は世界の株式や債券などに分散投資する。日々の基準価額の最高値の90%を「フロア水準」とし、基準価額がフロア水準以下となった場合は繰上償還する仕組みであったが、3月26日に基準価額がフロアと同額となったことから4月30日に繰り上げ償還する。
武石謙作
最終更新:4/2(木) 17:45
モーニングスター

























読み込み中…